会長ブログblog

2013.10.26

フランシス・レイ

中越大震災のメモリアル・コンサート「プロジェクト結」が、23日に開催された。

明日は「コシヒカリ紅葉マラソン」と「新日本プロレス魚沼大会」が行われる。
秋はスポーツのみならず展覧会や様ざまな催しが有る。 
昨夜からは、小出郷文化会館で「なつかしの日本映画」4本立ても始まった。
これは、文化庁から配給される優秀映画鑑賞事業で例年行っている。

かつてはどこの街にもあった映画館。 この地域でも、小千谷、堀之内、六日町と
あって、小出では邦画の柳生館と洋画の文化会館の二館があった。 
テレビの普及で映画館から客足が遠のいて姿を消していき、今では近在では
長岡のシネ・コンに並び、十日町シネマパラダイスが健闘しているだけだ。

先日映画音楽に触れたが、個人的にはフランス映画が強く印象に残る。
特に洋画を見始めた、中学生から高校生のころの作品が思い出深い。
クロード・ルルーシュの「男と女」は、映画の内容よりも、フランシス・レイ作曲の
ピエール・バルーのスキャットによるテーマ・ソングが流行った。

同じルルーシュ監督で、ジャン・クロード・キリーがアルペンの三冠王に輝いた、
グルノーブルでの冬季オリンピックのドキュメント。 原題は「フランスの13日間」
だったが、日本では「白い恋人たち」という素敵な邦題が付けられて、ドキュメント
なのに恋愛映画のような印象だった。

ルネ・クレマン監督の「雨の訪問者」やルノー・ベルレーとナタリー・ドロンの
「個人教授」もそうだった。 あの時代のフランス映画は、恋愛ドラマが主流で
メロディー・メイカーとしてのフランシス・レイの美しい旋律が似合った。
アメリカ映画だがアーサー・ヒラーの「ある愛の詩」も彼の作曲だ。

フランスの作曲家では、もう一人忘れてならないのがミシェル・ルグラン。
ジャック・ドゥミ監督でカトリーヌ・ドヌーブ主演の「シェルブールの雨傘」は
映画史に残るミュージカルの傑作だ。 スティーブ・マックイーンと
フェイ・ダナウェイの「華麗なる賭け」のテーマ「風のささやき」も好きな曲だ。

♪ Depuis quelques jours je vis dans le silense Des quatres murs ・・・


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