会長ブログblog

2013.11.02

旅人よ

11月に入り、日没が早い。 各現場では降雪前の追い込みの日々が続く。

明日11月3日は文化の日だが、旧暦では10月1日で暖房器具を使い始める
日になる。 今夏も猛暑だったし、台風の影響で秋らしからぬ暑い日もあった。 
その所為か紅葉が遅い上、鮮やかにならない。
それでもこの所の冷え込みで、暖房が必要な朝晩の気温となった。

秋が遅くとも、冬はいつも通りにやって来て今冬も寒いという予報が出ている。
長期予報の精度も上がってきているが、大雪になるか否かは分からない。
西高東低の冬型は3~4日の周期で崩れるが、寒気の下がり方によっては
晴れ間が出ずに雪が降り続くことがある。

どんなに降っても、週に1~2日晴れ間が覗けば下溜まって落ち着く。
気圧配置や寒気の影響で1週間以上続いてしまうと、豪雪になる。
極めて微妙なバランスだから、予測することは難しい。
昨年も一昨年も大雪だった、今年こそは丁度良く降ってくれることを願う。

越路吹雪は東京の出身だが名前は新潟の冬だ。 彼女のマネージャーを
長く務め、シャンソンの訳詩でも知られた作詞家の岩谷時子の訃報が届いた。
「君といつまでも」「夜空を仰いで」「お嫁においで」「旅人よ」など、
弾厚作(加山雄三)とコンビでのヒット曲の数々が記憶に残る。

ザ・ピーナッツの歌った「ウナ・セラ・ディ・東京」や岸洋子の「夜明けの歌」
園まりの「逢いたくて逢いたくて」やピンキー&キラーズの「恋の季節」など。
宮川泰やいずみたくとの佳曲も、シャンソンの訳詩をやっていればこその
独特のフレーズ回しは流石だった。

読売巨人軍の元監督で、打撃の神様の異名をとった川上哲治も逝った。
「巨人・大鵬・卵焼き」と言われた、ジャイアンツの黄金時代を築いた。
「大きくなったらプロ野球の選手になりたい」男子小学生の夢を一手に担った。
あの頃は野球と相撲が子供たちの憧れの双璧だった。

♪ 風にふるえる緑の草原 たどる瞳かがやく若き旅人よ おきき ・・・


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