会長ブログblog

2013.10.19

雨のゴルフ

台風26号が冷たい北風を運び、晴れ渡った空には初冠雪した越後三山が映える。

毎週のように台風による惨状を見て、国土防災の脆弱さに不安を感じる。 
魚沼では大きな被害は無かったが、予定されていたゴルフコンペは中止になった。 
ゴルフは20代半ばで始めたから、もう30年以上のキャリアになる。
スキーもサッカーも子供の頃から始めたが、今ではゴルフが一番長い事になる。

付き合いゴルフをスポーツという位置付けで良いのかどうか、疑問だが?
業界でも各種団体でも、そして銀行でさえも恒例となるほど普及している。
ゴルフはミスのゲームだ。 普通の事を普通にやれればハンディキャップは
必要ないのだが、そうはならないから奥が深い。

普通の事がやれない理由は沢山ある。 一番がメンタル面だ。
広いフェアウエーに置けずにラフに入れたり、OBを出したり、池にも入れる。
短いパットを外すのもそうだが、 それだけコントロールし難いから面白い。 
ミスが出るもう一つの原因が力みだ。 力むからダフったり、ボールが曲がる。

更には野外だから、雨や風、時には暑さや寒さの影響も受ける。
今回はさすがに、10年に1度の台風が接近という予報で中止になったが、
通常の強い風雨くらいでは中止にはならない。
だから、カッパを着けて、びしょ濡れになりながらプレーする。

そこまでしてやるほど楽しいか? というとそうではない。
雨の日のゴルフは惨めなものだ。 それでもやるのは、予め予約を入れて
何十人という人がその日に予定する上、賞品の手配や表彰パーティーの
会場予約までしてあるから、簡単にはキャンセルできない事情だ。

お金を払うからやれるのであって、もしお金を貰ってやるのなら誰も雨の日
にはやらないだろうという。 全く同感だ。 大の大人が、一打一打に
喜怒哀楽しながら、直向きにボールに対する姿は感動ものだ。
たいした努力もしないから、上手くもならない。 だけど面白い。

「ミスショットの弁解はあなたの友を苦しめるだけでなく、自分をも不幸にする」 
                                      (ベン・ホーガン)


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