会長ブログblog

2011.10.08

初冠雪

♪ 小さな日記につづられた 小さな過去の事でした 私と彼との過去でした 忘れた ・・・

今週初めの寒気で、標高が200mほど低い八海山を除く越後駒ケ岳、中の岳、荒沢岳
が初冠雪した。 南の山脈に眼を転じると、巻機山や苗場山も雪化粧している。
毎年10月中には初冠雪を迎えるが、今年は3日で相当早い。
空気が澄んで空の色も青から水色へと薄くなってゆく。

小出から見る越後三山はバランスがとれて、何時見ても美しい。 それでも一番は?
と言われれば、やはり初冠雪の時だろう。 山頂から7~8合目まで雪化粧した山々の
美しさは、自然の織り成す芸術作品だ。 こんな山々を観ていると、フォー・セインツが
歌った「小さな日記」を想いだす。

秋になって時雨れて肌寒い日が続くが、一雨ごとに秋が深まってゆき、同時に空気が
澄んでゆく。 晴れた日の夜に見える星空の煌きは見事だ。 そして月は秋の季語。 
明日は「後の月見」と呼ばれる、十三夜の月「栗名月」を迎える。
「中秋の名月」は魚沼でも良く見えたから、明日も晴れれば二夜の月見が出来る。

月は地球にとって最も身近な天体であり、かつては月の満ち欠けで暦を作った。
かぐや姫の竹取物語は日本最古の物語と言われるように、古くから月は小説や
歌にも取り上げられて来た。 月に因んだヒーローと言えば、誰でも皆知っている
川内康範が書いた「月光仮面」だ。

月光仮面は、白バイに跨り白いマスクにサングラスで額には三日月が輝く。
(でも、本当はあの月の大きさからすると六日月くらいと思う)
変身ものの始まりはディリー・プラネットの記者クラーク・ケントの「スーパーマン」だが、
日本では祝十郎の月光仮面だ。

正義の味方が悪を倒す、変身ヒーローの系譜は今でも続くが、仮面ライダー以降は
グループ活動になってしまって、面白くない。 力道山のプロレスも戦後の世の中で、
アメリカ人レスラーを空手チョップでやっつけるヒーローだった。 今日は観光協会の
主催で、3年目となる新日本プロレスの試合が小出郷体育館で行われる。

今年も、素晴らしいヒーローが登場することを楽しみに観戦に行く。


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