2011.06.18
「日が長くなったね」という挨拶が交わされるこの頃、そう来週22日はもう夏至を迎える。
北半球では、一年で最も昼時間の長い日が今頃になる。 夕方5時過ぎに会議が終了し
すぐに懇親会(宴会)が始まる会がお開きとなり、表に出るとまだ明るくてびっくりする。
腕時計の針はもう7時を廻っているが初夏の陽は仲々暮れない。 それじゃあもう一軒と
いう事になり、気が付けば帰りはいつもの時間になってしまう。
人が集まって会議をしたり活動をした後、必ずというほど酒席がある。
会議だけの日も有るにはあるが、それでもいつものメンバーだけでも反省会をやる。
反省会というのは、翌日の朝の反省のような気もする。 飲まなくても良かった日なのに
自から飲んで、更には二日酔いになってしまえば反省せずにいられない。
煙草をやる人も急激に減ったが、健康上の理由が一番だろう。 私もやめてからもう
10数年も経つ。 国が認めて販売しているもので、健康に害が有ると明記されているのは
煙草くらいだろう。 酒も「飲みすぎるとあなたの健康や人生に害を及ぼす」と書かない
のは何故だろう? 書いてなくてもこの頃は、理由は様ざまなれど飲まない人もいる。
宴席でのノンアルコール飲料は、かつてはジュースやサイダーそれにコーラくらいだった。
今ではウーロン茶が主流になったが、中華料理でもないのになんでウーロン茶なのか?
不思議に思う。 ウーロン茶よりも煎茶や番茶の方が料理にも合うし、飲みやすい。
日本では水とお茶はタダだから、寿司屋を除いては頼みにくいからだろう。
この頃はノンアルコールビールが流行りだが、こちらは見た目で選ばれている。
私は都合でアルコールを飲まない人がいてもあまり気にならないが、宴席では見た目を
気にする人が多い。 その証拠に、見た目に影響しないノンアルコールの日本酒や焼酎や
ウイスキーという話はつい聞かない。
煙草も酒もやらずに健康で長生きは結構なことだが、人間の体は時々故障する方が良い
かも知れない。 一病息災ということも有る。 第一、煙草も酒も飲らないのに肺がんや
肝硬変になったら受け入れ難いだろう。 物事には原因が有り結果が有る。
原因も不明で病気になったら、運が悪いとしか言いようが無いではないか。
酒も煙草も大人のたしなみだが、大人の飲りかたを身に着けるのは容易でない。
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