会長ブログblog

2011.02.12

皇紀2671年

昨日は建国記念の日、神武天皇の即位日といわれている昔の紀元節。 

魚沼市堀之内では、雪国ならではの奇祭「雪中花水祝」が行われ参列して来た。
江戸時代発祥の歴史あるお祭りで、建国記念の日に行われるのも意味深い。
明日は小出国際雪合戦が行われる。 小出郷文化会館のある県立「響きの森公園」
の円形競技場「雪のコロシアム」を会場に200余りのチームが参戦する。

雪のコロシアムに会場を移してから15回目位になる。 魚沼市まちづくり研究会では
小出の御当地グルメ、生ホルモンの「やまに本店」を毎回出店している。
毎年参加する常連も多く、中には「やまに本店」のホルモン焼きが目当てのチームもある。
競技の合間にやって来る選手や観客が、雪の中での炭火焼ホルモンを頬張る。

ビールに熱燗の緑川、そして名人の造る「どぶろく」を振る舞うと、ほろ酔いで決勝リーグ
に参戦する。 勝負にはならないが元々遊びだからそれでいい。
前夜祭では、審判長を務める商工会青年部長への袖の下も受け入れると明言する。
そうしたゆるい遊び心を共有できるのが雪合戦の良いところだ。

相撲協会は八百長事件で春場所の開催中止に追い込まれ、地方巡業も出来ないという。
連日相撲界の体質を糾弾する報道が賑やかだ。 不正といっても大相撲の世界の
事であり、検察が捜査する事件でもないし、これによる被害者はいるのか?
7勝7敗の土壇場の力士の勝率が高い理由が全て八百長のはずが無い。

だったら不正でもいいのか? と言われそうだが、私は人情相撲のほうが好きだ。
お金が絡むからきれい事ではすまないが、親方の教育の問題のような気もする。
相撲観戦は食べながら飲みながらというスタイルだ。 競技スポーツとは一線を画す。
金星が出れば座布団も投げる。 こんなスポーツは他に無い。

日本人が自ら判断を下すことなく、マスコミに委ねるようになって久しい。
こうして政治や文化でさえ、マスコミの管理下に置かれる事態になってしまった。
マスコミが悪いのではなく、個々人の人間力が試されているのだろう。
大相撲は「国技」を標榜する日本の文化だ。 日本人の文化レベルが問われている。

♪ ア~ 相撲負けても 下駄さえ履けば カッタ カッタと 音がする ア~ ドスコイ


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