2023.11.25

魚沼醸造

今週は晴れて小春日和が続いたが、今朝は平地まで雪になった。

１１月も後半になると各種団体の会議が続き、その後は少し早い
忘年会が行われる。先週末くらいから年末にかけ毎日そうした
予定が入り飲み過ぎの日々が続く。時節柄とはいえ年齢的にも
酒量は落ちたが、節制しないと体調は保てない。

（株）魚沼醸造は信州の「マルコメ味噌」が取り組む「甘酒」の
工場で数年前に「水の郷工業団地」に進出した。このほど敷地内
にキャンプ・ヤードが造られ、クラブハウスの竣工に合わせて、
新潟の食材と米糀を使ったイタリア料理の食事会が開かれた。

イタリア料理協会からラ・ベットラの落合務シェフをはじめ１２人
の料理人たちが腕を振るってくれた。新潟地鶏、美雪マス、里芋、
天恵姑、コシヒカリ、きっこし漬けなどをアレンジしたとても
美味しいコース・メニューをワインと共にいただいた。

魚沼醸造の工場は先行進出した「テーブル・マーク」の工場同様、
見学コースが設けられていて、展示やショッピングも楽しめる。
シアターでは２０分ほどのビデオ上映の内、自社工場の紹介は
数分で、大半が魚沼の自然や気候風土、人物の紹介をしてくれる。

全国数十か所の水質検査を行い、越後三山から流れ出る伏流水の
超軟水が甘酒造りに最適として工場進出を決めたという。
勿論、米糀は魚沼産コシヒカリが原料となり、地元農家から提供
される。水と米そして最新設備から、おいしい甘酒が造られる。

大相撲九州場所も大詰めを迎えたが、優勝の行方は大関霧島と
平幕の熱海富士に絞られた。今日の直接対決は楽しみだ。
熱海富士は先場所も千秋楽まで競ったが優勝決定戦で貴景勝の
注文相撲に敗れているだけに今度こそ雪辱を期したいところだ。

冬の来し　越後の山は野ざかひの　端山の奥に　白くつらなる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（柊二）

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