2026.09.12
♪ ひとつひとつ 消えて行く雨の中 見つめるたびに 悲し ・・・
今週は秋雨前線の影響で全国各地で豪雨が降った。特に都市部の
排水機能は脆弱で道路の機能が失われた。さりとて、年に数度
有るか無しかの豪雨に備えるには無理がある。現行の降水対応は
時間雨量で東日本で50ミリ、西日本でも60ミリの基準だ。
だから、時間雨量100ミリを超える雨が降れば混乱は免れない。
雨水対策の下水道整備には時間もお金も相当かかる。日本の都市は
森林や草地が少なく雨を涵養する機能が弱い。緑地や湛水域を作り
豪雨に負けない都市計画が必要な状況が頻発している。
この雨で収穫期を迎えたコシヒカリの刈り入れも遅れそうだ。
ここまでは順調に生育してきたが、今週の雨であちらこちらで
倒伏が発生し、田もぬかるんでコンバインが入れない状態だ。
成熟期の雨は良い雨なのだが、稲刈りが遅れそうで心配だ。
昨年の米不足が原因で米価は高騰したが、今年は一転して米余り
による価格下落が起きている。米価を安定させたい農家や農協、
農水省の思惑が生産調整による価格維持を目論むが計画通りには
行かない。これだけの価格変動の対策は待ったなしだ。
新米が古米より安いなどあり得ない現象だが、現実はそうなる。
古米を仕入れ値以下の逆ザヤで売るしか方法は無い。農家や
米流通業者は去年の天国から地獄だ。なんの商売でも古くから
儲かりすぎる商売と儲からなすぎる商売は続かないと言われた。
米どころ新潟、取り分け魚沼地域は収量を抑え、食味はどこにも
負けない良質米を通常価格の倍以上で販売する取り組みをやらな
ければ、未来は拓けない。そうしてプレミアム・ブランドという
地位を確立し、値段では勝負する必要のない米造りにしなければ。
実りの秋が喜べないような農政は断固として改革すべきだ。
カテゴリー:会長ブログ
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