会長ブログblog

2022.11.05

文化の秋

魚沼市内では旧町村地区単位での文化祭が3年振りに開催されている。

新型コロナ禍は人々の行動を制限したのみならず、文化・芸術イベントや
旅行・飲食、スポーツ大会など人々が集まるあらゆる行動に影響を与えた。
今秋は漸く規制が緩和され通常に戻りつつあり、旅行や飲食支援割引きも
再開された。徐々にインフルエンザと同等の扱いに近づいてきたのか。

ハロウイーンというお祭りが日本で行われるようになったのは、ここ20
年位前からだそうで、若者中心のイベントという感じだ。クリスマスが
明治時代から広まり、国民的行事として定着し、どちらかといえば室内
での行事なのに対し、ハロウイーンは仮装して屋外で騒ぐイメージだ。

そうした折、ソウルでは久々のハロウイーンを祝う群衆に予期せぬ悲劇が
起こった。過去にも明石花火大会歩道橋や弥彦事件など混雑による将棋倒し
で悲惨な事故はあったが、何れも階段や急坂であり、今回のようなどこに
でもある坂道でこうした事故が起こるとは予想だにしなかった。

事故発生の数時間前から危険な状態で、警察にも通報があったというが、
閉塞された空間に閉じ込められた状況ではなかったのだから、人流を制限
さえすれば防げた事故だった。警察の対応も問題だが、個々人の状況判断
能力も問題だといえる。梨泰院通りに出る通路は他にもあるだけに残念だ。

文化の日の3日朝、北朝鮮から弾道ミサイルが発射されJ-アラートの
警報が鳴り響いた。日本海に落下したと思われるが、なんとも人騒がせで
迷惑な行為だ。頑丈な建物や地下に避難するよう呼びかけるが、現実的で
ない上、子どもたちにどのように説明すれば良いのか問題だ。

このほどユネスコの無形文化遺産に全国41件の風流踊が登録される事に
なった。新潟県でも柏崎市の「綾子舞」と魚沼市越後堀之内の「大の阪」
2件が登録された。風流踊は盆踊りに代表される全国各地の地域色豊かな
踊りで、特に「大の阪」はその代表的な民衆踊りといえる。快哉。

来週8日は満月で皆既月食が起こる。地上の混乱振りを静かに見ている。


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