株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

川の季節

♪ 広瀬川流れる岸辺 想い出はかえらず 早瀬踊る光に 揺れていた君の瞳 ・・・

半夏生が過ぎ、来週10日は鮎解禁日となり本格的な夏に向け季節は進んでゆく。
魚野川の小出周辺は昔から鮎が有名で、多くの釣り客や簗場で賑わった。
鮎は小出辺りの中流域に生息し、水温が冷たすぎず、水質も綺麗だったから
この地を好んだ。

その後、環境の変化により生息地は上流に移り、今では湯沢や石打で釣果が上がる。
温暖化と河川環境の変化、水質も変わってきた結果が生態を変える。
更には、かつては見られなかった川鵜が棲む環境になり、鮎にとっては受難の
時代となった。

人間は暑くても寒くても対応できるが、生きものたちはそうはいかないから
環境に敏感に反応する。 今年はどんなだろうか?
魚沼漁協が6月下旬に行った試験釣りでは、やはり湯沢、石打で釣果があった。
幸い浦佐でも多少の結果が出たようなので、小出も期待したい。

川と人との距離が遠くなり、最近は鮎の時季にしか川に入る人を見かけなく
なった。 川の流れは時間の流れでもある。 尽きることのない水の流れは
度々人生を比喩する。 ある時は激しく、又ある時は穏やかに、日々表情を
変える流れを見ていると飽きる事が無い。

谷川連峰から派生し北へと向かう魚野川、越後三山から流れ下る水無川、
越後駒ヶ岳が源流の佐梨川、権現堂に連なる山々からの羽根川、
浅草岳から南に流れ出る破間川。 これら五つの河川が小出で一つになり、
西へと方向を変えて越後川口で信濃川に合流する。

これからは川の季節だ。 岸辺に下りて川に触れよう。
流れゆく水の表情を見、囁きかけてくる音を聴き、水の匂いを嗅ぎ、川風を
肌で感じよう。 絶えることのない流れは悠久の時間を表わす。
少し立ち止まって心を休めると、見えなかったものが見えてくるだろう。

♪ 時は巡り また夏が来て あの日と同じ 流れの岸 ・・・

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