会長ブログblog

2020.01.18

あれから四半世紀

小正月が過ぎても魚沼地域の平場には雪の無い異常な状態が続いている。

多くの先輩方に伺っても、これほどまでの小雪は記憶に無いという。
このまま今冬が推移するとも思えないが、まだまだ向こう1カ月くらいは
暖冬傾向が続くという長期予報だ。このままでは雪のイベントや伝統行事
にも影響が出る。予報が的中しないことを祈るばかりだ。

昨日1月17日で、阪神淡路大震災発生から25年を迎えた。震災前夜の
テレビ朝日「ニュース・ステーション」で、越後堀之内の永林寺からの
生中継は、今は亡き羽田健太郎のピアノコンサートだった。翌日の早朝、
テレビの速報で、大阪・京都で大きな地震発生を知らせた。

時間が経つにつれ、神戸の被災状況が映し出され、高速道路の高架橋落橋や、
ビルの倒壊、住宅地のあちらこちらから火災による黒煙の上る様子を見て
被害の大きさを実感した。小出青年会議所も支援物資を積んだトラックを
走らせたが、神戸市内には入れず途中で荷を預けて戻ってきた。

あの震災からボランティア活動が一般的となり、その後、災害が発生すると
ボランティアの姿をどこでも見るようになった。。有志による支援活動は、
被災者に生きる勇気と希望を与える。我が国のこうした助け合い精神は、
農耕民族特有の文化だろうか、国民の一体感を醸成する誇れる行動といえる。

日本列島は災害列島で、毎年台風や豪雨にさらされ、全国いたるところに
活断層が存在し、いつ地震が起きても不思議でない。自然災害を防ぐ手立ては
無いが、日頃から減災・防災には取り組める。阪神・淡路の時も揺れによる
倒壊や下敷きによる直接的な受傷より、その後の火災で多くの犠牲者が出ている。

大相撲初場所が始まったが、序盤で両横綱が連敗し休場に追い込まれた。
荒れる初場所だが、久々に遠藤が良い。大関貴景勝と関脇朝の山も元気だ。
郷土力士の豊山も良い滑り出しで、このまま維持出来れば幕内上位に復帰
出来よう。人気の炎鵬も持ち味を出し切った取り口が楽しい。

「寒いね」と話しかければ「寒いねと」応える人のいるあたたかさ (万智)


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