会長ブログblog

2019.06.22

夏至を迎え

火曜の夜10時22分頃、日本海山形沖を震源とする震度6強の地震が発生した。

当夜は新潟市での会合から帰り、いつもの居酒屋で飲み直していたところ、、
防災ラヂオの緊急地震警報と携帯電話が喧しく鳴り出した。
始めはゆっくりとした横揺れが来て、その後やや強い縦揺れが来た。
テレビを点けると、新潟で震度6強と報じ、津波警報も出て避難勧告も出た。

幸い大きな津波は発生せず、人的被害も多くはなかったが、村上市山北地域や
山形県鶴岡市周辺では施設被害が発生した。鉄道も羽越線が止まった。
最も影響が大きかったのは、瀬波温泉や温海温泉の宿泊客キャンセルだ。
温海は多少被害が出たが、瀬波はほとんど無傷なのに風評被害という事だ。

気象観測技術やスーパー・コンピューターの発達で、台風や大雨などの災害は
高確率で予測できるが、地震はまだまだ近未来予測の域を出ない。
発生する時間も日中とは限らない、深夜に発生し停電したら混乱するだろう。
猛吹雪の夜中かも知れない。最悪の状態を想定し対策しなければならない。

今国会で話題となっている、人生100年時代の年金問題だが、金融庁という
発信源に何か違和感がある。調べたら、金融審議会市場ワーキング・グループ
が出した「高齢社会における資産形成・管理」という報告書で、「今後の金融
サービスのあり方」というものだった。

1,800兆円にも及ぶ、預貯金を中心とした家計金融資産が有効に運用されず、
社会還元していない問題で、活発な運用・利活用を目指したものだ。
要は、資産運用を活発にすることを目的とする報告だから、年金だけを当てに
せず積極的運用を計ろうという金融庁らしい提案に年金が引用されたものだ。

純粋に年金問題なら金融庁でなく厚労省の担当だ。にも拘らず、マスコミも
国会での野党追及も、的を得ない個人攻撃になっている。政治家の失言問題も
そうだが、政治家としての資質を問われる人は責められても仕方ないが、単なる
うっかり失言でも許さない社会になり、人を責める社会になってきている。

生きている人間なら間違いや失言の一つ二つはある、もっと寛容な社会が望まれる。


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