2015.12.26
今年も残すところあと僅か、様ざまな思いを乗せて年の瀬が過ぎてゆく。
今週は小出や大原スキー場の安全祈願祭が行われ、今朝の大湯温泉で
市内6スキー場全ての祈願が終わる。 後は積雪を待つばかりだ。
天皇誕生日が12月23日になってから、冬休みがその日から始まる学校も
多いようだが今年は雪の無いクリスマスとなった。
サンタクロースの橇も雪が無ければ引っ張れないからプレゼントを運ぶのに
さぞ苦労した事だろう。 検索してみたらサンタの存在を信じている年齢は
幼稚園まではほゞ100%で、小学校に入ると学年が上がる毎に減ってゆく。
同級生との会話からかテレビなどの影響かそうして大人になってゆく。
私たちが子供の頃は今ほど豊かでは無かったものの、クリスマスは大切な
行事でどこの家庭でもそれなりのごちそうやケーキは用意した。
小さくてもクリスマスツリーを飾り、イルミネーションも点けてささやかでは
あってもクリスマスを祝ったものだった。
今でも小さな子供がいる家庭では同じように楽しんでいるのだろうか。
小出の商店街を歩いてもクリスマスの飾り付けや心ときめかす音楽は
聞こえなくなってしまった。 クリスマスから年末年始の商戦は一年で
最も消費が活発な期間の筈だが少し寂しい。
クリスマスはイヴだし、お正月は大晦日の歳取りの夕食会が重要だ。
何故前夜祭かというと、一日の始まり(終わり)の関係だ。
時計が無かった時代、一日の区切りは分かり易い天文現象でなければ
ならなかった。 だから日没をもって一日の区切りとしていたという。
日没が一日の終わりであれば、それからは新たな一日の始まりになる。
宵晩は前夜祭ではなく既に新しい日が始まっている時間という事になる。
今年も駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
来る年が皆様にとって良い年となる事をお祈りいたします。
薪に噴く 脂赤々とかがやけり 年送り火を 囲炉裏に焚けば (柊二)
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