会長ブログblog

2019.02.16

ゲレンデがとけるほど恋したい

♪ 絶好調真冬の恋スピードに乗って 急上昇熱いハート融けるほど恋 ・・・

先週末から雪模様の日々が続いたが、今冬の雪は豪雪地の降り方ではなかった。
この時期小出で1メートルくらいの積雪しかなく、来週は春のような気候が
続くというから、積雪もこれからはもう増えそうもない。
「2月逃げる」というが、あと10日余りで3月の声を聴く。

これからの時季の風物詩は「凍みわたり」といって、晴れて放射冷却の寒い朝、
積もった雪の表面が固く締まり、田圃や畑などの雪原を自由に歩ける現象だ。
普段は道に沿って歩くので見えていても真直ぐには目的地に行けないが
「凍みわたり」の日には、道に関係なく自由に歩ける雪国ならではの楽しみだ。

雪国の楽しみのトップはスキーだが、現在魚沼市内にあるスキー場の存続が
危ぶまれている。魚沼市が合併したことにより、市内にある6か所のスキー場の内、
奥只見丸山を除く5か所は全て旧町村の経営だった。何れも赤字経営が続き財政
負担も多いことから、平成31年度をもって市は補助打ち切りを決めた。

5か所のスキー場は地元有志による株式会社やNPOにより存続してきたが、
いよいよ来年度で市の補助が終わるので今後の行方に注目が集まる。
魚沼市まちづくり委員会では昨年からスキー場を残す知恵を出す市民会議を
開いてきた。本日午後の3回目の市民会議である程度の方向が出せれば。

スキー場の歴史は100年余りになるが、現在のようなリフトやゴンドラが
整備されたのはここ70年ほどだ。戦後、新潟県や北海道から始まり全国に
広まった。上越線沿線でも戦前からスキー場はあったが、リフトが付いた
本格的なスキー場は湯沢の布場や城平、岩原が奔りだった。

魚沼市内のスキー場では小出が昭和29年オープン、その後大湯温泉や
須原など次々にオープンした。第1次スキーブームが昭和30年代後半から、
第2次は50年代からバブル期にかけて、大いに地域活性化に貢献した。
そして今、ブームは去り、人影まばらなスキー場の今後はどうなる。

♪ ブレイク寸前幸せへのゴール 私だけにWhite Love Song 歌って ・・・ 


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