2019.01.05
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
この年末年始は晴れ間こそ少なかったが大雪にならず、穏やかな日々だった。
平場のスキー場はもう少し積雪が欲しいところだが、この後どうなる事か?
正月明けから新年会が始まり、年頭に当たり今年に掛ける期待が挨拶に表れる。
新年会では毎年同様の決意が披露されるが、社交辞令の感も否めない。
年末年始恒例の帰省ラッシュで、新幹線の乗車率が100%超えたとか、
高速道路の渋滞が何キロに達したとかのニュースを見るにつけ、日本人の
行動形態が何故に画一的なのか不思議に思う。今どき24時間営業や
365日営業が当たり前になり、交代勤務も定着したのに繰り返される。
そもそもJRや航空会社をはじめ、ホテル旅館業界や観光業界は基本的に
年中無休の業種だ。人は一年中休まずに働けないから当然交代勤務になる。
近年、働き方改革が声高に叫ばれるが、働き方を変えるのなら、今の休日の
取り方を見直してみたら、随分取り組める状況が拡がるのではないか。
年末年始やお盆、ゴールデン・ウイークなどの期間、渋滞や混雑は当たり前。
サービスは低下するし、料金は高いし、良いとこ無しの状況だ。
何も好き好んでその時期に旅行や帰省するわけでもないと思うが、現実は
その時期に集中するし、何より休みがその時しか取れなければ仕方がない。
サービスを提供する側にとっても、当然の事ながら期間の集中は困る。
これが分散して来てくれれば、より安く、より良いサービスが提供できる
事は論を待たない。働き方改革は休み方改革から始めたらどうか。
いたずらに休日さえ増やせば良い訳でなく、休日の分散の方が効果は出る。
当然ながら企業だけでなく、学校なども連携して取り組まねば効果は出ない。
年末年始の混雑を見るにつけ、ヨーロッパのような長期バカンスでもなく、
日本に合った取り組みを政府や厚労省は提案してみてはどうだろう。
人のする事は不合理と分かっていても、習慣でやってしまう事も多い。
我が建設業界もしかり。七曜制に拘らず365日を効率よく使う手はある。
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