会長ブログblog

2018.11.03

フェルメール展

今日は文化の日、自由と平和を愛し文化をすすめるという国民の祝日だ。

魚沼市は、旧北魚沼郡6ヶ町村の合併で平成16年11月1日に誕生した。
かつての町村単位で行ってきた文化祭は、今でも6ヶ所で行われている。
今日は各地区毎に文化祭が行われる。魚沼市には大きな美術館や展示施設は
無いから、体育館や公民館などで開催される。

市民レベルでの文化祭が、こうして旧町村単位で開催されるのはある意味
歓迎すべきことといえる。1ヶ所での展示では、出展数に限りがあるので
折角の力作が日の目を見ないで埋もれてしまう。作者にとっても多くの
皆さんから見てもらい評価して頂くのは良い刺激になる。

先日「上野の森美術館」で開催されているフェルメール展に行ってきた。
フェルメールは現存作品が少なく希少価値があるのと、光の魔術師とも
呼ばれる独特な質感、そして絵画に隠されたメッセージでファンが多い。
今回は現存する35作品の内、過去最大の9作品が展示されている。

9時30分から90分~120分刻みの、日時予約制で行われているから、
混雑を避け、石原さとみによる音声ガイド付きで解説も聞くことが出来る。
隣接する、ル・コルビジェデザインによる世界遺産「国立西洋美術館」では
バロック絵画のルーベンス展も開催されている。

今週も11月1日の只見線開業日に合わせ、「只見線元気会議」主催の
1日ツアーに行ってきた。石川雲蝶で有名な西福寺と永林寺を見学し、
堀之内の縁日「御神送り」に立ち寄り、目黒邸の庭を見た後、只見線に
乗って只見まで行ってきた。今年も只見線の紅葉は素晴らしかった。

今週の冷え込みで越後三山も中腹まで冠雪し、雪を頂いた山の白さと
紅葉の織りなす景色は神々しいまでの美しさだ。魚沼の地に生活の場を
得て、この時季ほどこの地を誇らしく感じる時は無い。もうじき白い世界
へと変わりゆく山々が、最後の美しさを競っているような紅葉だ。

♪ 秋の風が吹いて・・ 冬が来る前にもう一度あの人と巡り逢いたい・・


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