会長ブログblog

2018.05.12

花・太陽・雨

今週は気温の変化が激しく、前半は肌寒く昨日は晴れて初夏の気候だった。

去年の暮れ頃から随分寒い冬だったし、3月以降は春が駆け足でやって来た。
周辺の山々はすっかり新緑に覆われ、里山からは残雪も見えなくなった。
今日から堀之内インター脇の奥只見レクリエーション公園「花と緑と雪の里」
では「魚沼芝ざくらまつり」が開催される。

越後三山を借景に赤やピンクそして白など20万株の芝ざくらが幾何学模様を
描き、絨毯を敷きつめたような景色を造る。週末には地元から軽食店や土産物店
も出てお客様をもてなす。堀之内地域は国内有数のオリエンタル百合の産地で、
花卉栽培農家も多く、魚沼産コシヒカリを凌ぐ売上高も記録する。

昨年5月2日にかまやつひろしのお別れ会が行われたが、奇しくも1年後の2日に、
ザ・スパイダースで活躍したギタリスト井上堯之が敗血症により逝去した。
井上といえばスパイダース解散後、沢田研二、萩原健一と「PYG」というバンドを
組み、グループ・サウンズ全盛時代のスーパースター饗宴で話題を取った。

その後、ソロデビューした沢田研二のバックを「井上堯之バンド」として務め、
ロックバンドとしてはテレビなどメジャーな場所で活躍した。
又、テレビドラマ「太陽にほえろ!」「寺内貫太郎一家」の音楽を担当したり、
作曲家としては近藤真彦の「おろか者」でレコード大賞も受賞している。

映画音楽も数多く手掛け「火宅の人」では、日本アカデミー賞音楽賞も受賞した。
派手さは無いがプロ好みともいえるスタイルで、ロック・ミュージシャンとしては
異例のマルチ・シーンで活躍した。77歳だったという。
また一人昭和の人が去り、時代の流れが着実に進んでいることを感じる。

明日はそんな昭和の人々が集まる「東京広神会総会」が上野東天紅で開かれる。
北魚沼の他町村の郷人会はみな「上野精養軒」だが、広神会は東天紅だ。
不忍池を散歩する機会は広神会の時だけで、外国人の多さに戸惑いながらも、
池に暮らす水鳥や鯉などを眺め、植生を観察するのもこの日の楽しみだ。

ふるさとに想いをする懐かしい人々と会い、楽しい時間を過ごしに行く。


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