2013.07.06
今日7月6日は、東京入谷で恒例となった「あさがお市」が開かれる日だ。
朝顔は小学校の校庭に植えられ、細い荒縄で棚を作って、当番が水遣りをした。
午前中には、大きなラッパ状の赤や青い色の花が咲き、午後には萎れる。
朝顔の花を見ると、夏がやってきた事を感じる。 最近は食べ物に季節感が薄く、
先日もスーパーでミカンが並んでいるのを見て、不思議な感じがした。
そういえば、春まだ浅い頃からスイカが売られていたのも見た。
果物に関しては、昔では考えられない季節感の無さだ。
いや、果物だけでなく野菜だって年中出廻っているものが多いから、
ハウス栽培の技術が進んだのではあろうが、なんとなく気に入らない。
かつては、夏にならなければ食べれないものがたくさんあった。
果物だけでなく、心太やかき氷もそうだった。 冷蔵庫や冷凍庫が普及し、
いつでも氷が有る生活に変わってから、街から甘味処が姿を消した。
それでも、喫茶店が残ってた頃までは、かき氷は夏のメニューだった。
向山の成田山境内で心太を買って、どういうわけか?割箸一本で食べるのが
慣わしだった。 境内では大きな木々が日陰を造り、風情からも涼しげだった。
眼下には魚野川の清流が、柳生橋は佐梨川の合流点下流、緑町から架かる。
ニコニコ食堂から中橋を挟んで、ナカヤの看板が雁木の上から突き出ていた。
右岸側には、舟着き場があるので、水深を確保するため流芯を廻し、
護岸には木工沈床が沈められていた。
「冷やし中華 始めました」。 柳原には数多くの飲食店が軒を並べ、
夏期限定メニューが始まったことを、張り紙が知らせた。
今日は中学校の同級会が越後湯沢で開かれる。 卒業して45年が過ぎる。
同級生たちは還暦を迎えるが、私は早生れだから、来年という事になる。
顔と名前が合わない人も、しょっちゅう会う人も、半世紀の時間の旅に出る。
今夜はあの頃の想い出話で、語り明かすことになろう。
明日は七夕、来週は浅草寺ほおずき市、時間は人を待たない。
カテゴリー:会長ブログ
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