会長ブログblog

2013.01.12

氷の世界

♪ 僕のTVは寒さで 画期的な色になり とても醜いあの娘を グッと魅力的な ・・・                                  

今冬は12月初旬から天候が荒れ始め、いつもより10日も早くから1メートルを超える
積雪になった。 年が明けて2週間が過ぎようとしているが、例年より寒い日が続く。
最高気温が氷点下の真冬日が続き、最低気温も氷点下5℃以下の日が多い。
最低気温は1月下旬から2月上旬頃の、晴れて放射冷却の起こる日に観測する。

魚沼の冬はある程度積もれば風もそんなに吹かず、むしろ暖かく感じるものだが
先週から寒に入ったとはいえ、この冬は随分と寒い日が続く。
井上陽水が歌った「氷の世界」は多感な青春時代の蹉跌を比喩して創った曲だが、
今年の冬はまさに氷の世界の様相だ。

人間の感覚は年齢と共に衰えるものだが、皮膚感覚の暑さや寒さは歳を重ねるほど
敏感になるのか、抵抗力が弱まるのか、若いときより応える。
目や耳の感覚は劣化して、老眼にはなるし、テレビの音量も知らず知らずの内に
ボリュームが上がっている。

人間には耳と目は左右2つ有るが、口は1つしか無い。 よく聞くことや見ることが、
自ら喋るより大切だという事らしい。 特に聞く事は大切で、耳は正しく音を識別できる
から人の話や音楽を、理解したり楽しむことが出来る。
目は耳ほど正確な機能は持たないので、錯覚を起こしやすく誤魔化され易いという。

トリックやマジックが成立するのも目の機能が大雑把故だろう。
そういえば静止画の集合である映画が、動画として成り立つのも目の錯覚からだ。
そのせいかテレビは見るともなく点けていることが多いが、ラヂオはつい聞き入って
しまうことが多い。

それなのに、ラヂオは聞きながら、本を読んだり家事をこなしたりも出来るが、
テレビは見ながら読書や家事は出来ない。 それに最近テレビが面白くない。
落語や漫才は楽しかったのに、バラエティー番組と呼ばれるものがつまらない。
たまにはテレビを消して、ラヂオを聞きながら読み残した本でも読もう。

♪ 流れてゆくのは 時間だけなのか 涙だけなのか 毎日吹雪吹雪 氷の世界 ・・・


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