会長ブログblog

2012.08.25

ヒーロー

暑い暑いと言ってる内に8月最後の週末を迎え、夏に別れを告げる小出祭りがやってきた。

今月は2日と31日が満月にあたり、月に2度満月となるブルー・ムーンが現れる。
「ひと月」という言い方からはあり得ない現象だが、太陽暦では数年に一度巡ってくる。
台風襲来の特異日と言われる二百十日も立春からの累計日数だから、閏年では
9月1日ではなく8月31日になる。

天体や気象現象から名付けられた、子供向けドラマもあった。 古くは月光仮面であり
風小僧もいた。 当時も子供向け番組は日曜日に放映されたが、最近の子供たちは
早起きになったのか? 日曜日の早朝に番組が組まれている。
ヒーローものは勧善懲悪が一貫した路線だが、スポンサーによるシリーズものもあった。

「タケダ タケダ タケダ」の武田薬品提供の月光仮面や豹(ジャガー)の眼。
その後に登場したのが「怪傑ハリマオ」そして「隠密剣士」へと続く。
♪ 真っ赤な太陽燃えている 果てない南の大空に 轟わたる雄叫びは 正しい者・・・
ご存じハリマオの主題歌は三橋美智也が歌ったが、今でも3番まで憶えている。

ヒーローものでの変り種は「不思議な少年」があった。 事件が起こると太田博之
演じる主人公が「時間よ止まれ」と叫び、静止画になって時間が止まる。 
その間に問題を解決するのだが、学校でも「時間よ止まれ」と言って遊んでみたが、
なかなか成り立ちにくい遊びだった。

そうした中でアメリカの秀作ドラマも数多く放映された。 特に記憶に残るのが
ローン・レンジャーだ。 ウイリアム・テル序曲にのって「ハイヨー・シルバー」という
掛け声で、インディアンのナイフの名手トントを相棒にした復讐劇だ。 「行くぞトント」
「わかったキモサベ」といってローン・レンジャー役とトント役で遊んだ。

当時は西部劇が多く「名犬リンチンチン」も騎兵隊の物語だったし、「名犬ラッシー」は
あの頃雑種犬がほとんどの中でコリー犬がなんと利口でおしゃれに見えたことか。
その結果日本犬の人気は落ち、コリーやスピッツといった外国犬が人気を博した。
犬種は生活レベルを映すともいわれ、今では高級犬を飼うのがステータスとなった。

今日から小出祭だ。 暑かった今年の夏も祭りとともに過ぎてゆく。


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