会長ブログblog

2012.07.28

ロンドン・オリンピック開幕

今日はロンドンオリンピックの開会式が行われ、いよいよ17日間にわたる競技が始まった。

開会式前の25、26日には日程上サッカーの予選リーグが先行して行われ、期待されて
いた女子「なでしこジャパン」のカナダ戦勝利に続き、男子「さむらいブルー」もなんと
優勝候補のスペインに勝った。 女子はランキング3位だから順当と言えばそうだが、
男子については正直引き分けくらいに持ち込めれば良いと思っていた。

オリンピックは短期決戦だから、ゲーム展開と運次第で何が起こるか分からない。
ゲーム展開については相手チームを徹底的に研究した方が、有利な試合運びをする。
試合運は、絶対に負けないという勝つ気持ちの強い方に傾く。 事前準備と強い気持ち
こそが勝利への道だといえる。

オリンピックが4年に1度というのも、大会の重みを増している。 競技種目にもよるが、
アスリートの選手寿命はそんなに長くは続かない。 陸上のスプリントや競泳なら3大会が
限界だろう。 人間の身体能力の可能性への挑戦がオリンピックだ。
陸上競技も競泳も少しずつだが着実に記録を塗り替えてきている。

東京オリンピックから半世紀近い48年が経ち、種目にもよるが技術の研鑽と競技に
取り組む環境も格段に良くなったことで確実に進歩してきた。
体操競技は東京大会では、C難度を超える「ウルトラC」と呼ばれた技が注目を集め
たが、その後「スーパーE」や「F」を経て今では「ウルトラG」難度の技で競われる。

かつては国威発揚の場としてオリンピックが位置づけられていたから、国を挙げて
取り組める社会主義や共産主義国家が強かった。
ソビエト連邦は国家規模も人口も大きかったから当たり前かも知らないが、
東ドイツなど人口が2千万にも満たないのに、多くのメダルを獲得した国もあった。

今でも宗教上の問題もあって女子競技にはほとんど参加しない国や、経済的な理由や
戦乱でオリンピックどころでない国も残念ながらある。 そうであればあるほど、参加
できる国は恵まれた国であることに感謝しなければならない。
経済的な自立と平和のありがたさを再認識するのもオリンピックの意義といえる。

「あなたが現状を変えられる唯一の人間だ あなたの夢が何であれそれを追いなさい」
                                       (マジック・ジョンソン)


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