2017.09.09
今年の夏はお盆過ぎからの天候不順により夏物野菜の出来も今いちだった。
このところ朝晩肌寒く感じる日も多く、例年より早く季節が進んでいるようだ。
魚沼コシヒカリも黄金色に変わってきたので来週位から刈入れが始まる。
出穂後の気温が高すぎるのも良くないが、この時期気温が低いと収量に影響する。
しかしながら収量は落ちても、食味の良い米が出来るのではと密かに期待している。
テレビでは毎日北朝鮮のミサイルや水爆実験の事が話題の中心で、トランプ大統領の
対応や日韓を始め中国やロシアが影響力を発揮できるか注目を集めている。
北朝鮮という極東アジアの小国が世界中からこれほど注目を集め、国連も対応に
苦慮している様子を見れば金正恩の目論見通りに世界が反応している事になる。
経済的にも軍事的にも世界一のアメリカを敵対国とし、国民の国家への忠誠心
を煽る。 朝鮮中央テレビ放送は自国の軍事力がいかに強大であるかを鼓舞し、
金委員長を敬愛し讃える事が報道の目的になっている。
アメリカとの間でチキンレースが繰りひろげられ、一触即発の危機を募らせる。
国連の安全保障理事会の常任理事国には議案拒否権という特権が与えられている
から一国でも反対すれば議案は成立しない。 そうした事情もあり北朝鮮は
これまで幾度にも及ぶミサイル実験や核開発を憶することなくやってきた。
今では核抑止力が働きアメリカや諸外国との交渉は対等になってしまった。
外交も仕事もタイミングを外すといかに不利に働くかという悪しき例になった。
今更どんなに重い制裁措置を講じても抜け道も多いため効果は疑問だ。
それに、そうした対抗措置を取れば取るほど一層態度を硬化させ、核ミサイル攻撃
によるブラフを仕掛けてくる。 平和的解決に向けた新たな取り組みが急務だ。
となればやはり日米韓の選択肢はそんなに多く無く、関係国民の安全を保障する
にはあの国と話し合いにより国交を回復し、正常化するしか道は無いと思う。
アメリカが歩み寄り人道的経済支援を行ない、国民の正常な判断の下で民主化へ
向けた国家再編を成し遂げなければ関係国の平和共存は難しい。
国交が回復すれば長年の懸案だった拉致被害者の問題も道が開けるはずだ。
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