新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願い申し上げます。
新しい年が始まると気持ちもシャッフルされ、新たな希望を胸に再スタートできる。
だからお正月はポジティブ・シンキングに切り替えて、一歩踏み出すチャンスでもある。
年頭にあたりそれぞれの立場で、それぞれの目標に向かい、新しい取り組みが始まる。
今年こそはとチャレンジすることが大事だ。 失敗は成功の礎となる。
年が変わると恒例の話題が今年の干支の話だ。 中国で生まれた方位や時間を表す
十二支と五行説で陰陽を表す十干を組み合わせて、年巡りを占う。
今年は丁(ヒノト)の酉(トリ)ということで、丁は火の弟で陽気が満る意だそうで、
酉は実るとか成熟を意味し、酒熟して気が漏れるという年回りだそうだ。
良く分からないが、良いところはそのままで、悪いところはそこに気を着ければ
転じて良くなるという解釈が一般的だ。 当然の事ながら年巡りで良い年とか悪い年
とかが決まっていることはあり得ない。 良くも悪くも自分の考え方次第ということだ。
であればこそ前向きに捉え、今年は良い年にする意識が大切だと思う。
魚沼市が合併して12年が経つが、明るい話題が少ないように感じる。
社会も経済も人々の行動したことの結果だから、みんなで良くして行こうという
意思が働かなければ良い結果は出ない。 出来ない理由を考えるのではなく、
出来ることを一つ一つ積み重ねてゆくしかない。
去年は秋に知事が、年末には市長も変わった。 有権者の選択は変化だった。
しかしながら、トップ一人だけで社会を変えてゆくことは不可能だ。
今こそあれもこれもで無く、あれかこれかに特化してまちづくりを進める覚悟が
市民に求められているのだろう。
元日には8時59分60秒という閏秒が入り地球の自転速度と時間との微調整が
行われた。 不変と思われている地球の自転速度や公転期間でさえ閏日や閏秒での
調整が必要なのだ。 今、私たちが考えなければならないのは微調整ではなく
過去の手法からの革新、イノベーションだろう。
そらんじて 魚沼ごうりの村々の 名をよみあぐる年のはじめに (柊二)