2016.12.17
今年も残すところ2週間となり、来週水曜日には一陽来復の冬至を迎える。
今日は湯之谷薬師スキー場と須原スキー場の安全祈願祭が行われる。
前の日曜日には小出スキー場が終えたし、来週月曜日は大白川の大原スキー場、
金曜日には大湯温泉スキー場が相次いで安全祈願祭を予定し、既に営業している
奥只見丸山スキー場を含め、市内6スキー場はすべて開業準備が整う。
雪が積もると白一色の風景に変わり、一年で最も昼時間が短くなる冬至の頃でも
明るく感じる。 雪国は夜でも雪明りで景色が白く浮かび上がる。
農地と里山に囲まれた魚沼は見渡す限りの銀世界となって美しく輝く。
豪雪地故のハンディも有るが、この雪が貴重な資源にもなる。
年末国会で「統合型リゾート(IR)整備推進法案」が成立した。
多くのマスコミや野党からは「カジノ法案」と呼ばれ、ギャンブル依存症の問題や
マネーロンダリングなどネガティブな捉え方しかされないが、では何故そんな法案が
成立したのか、当然の事ながら新たなまちづくりの可能性が拡がるからだろう。
欧米やアジアの主要リゾートでは、カジノを含む統合型施設が主流となっている。
運営主体や設置基準など多くの課題はあるが新たな事業創出効果も見逃せない。
そもそも我が国では競馬や競輪、競艇にオートレースなど多くのギャンブルが
公営で行われているのみならず、パチンコは全国津々浦々に存在している。
こうした既存のギャンブルが何時でも誰でもやれる環境なのに、管理しやすい
カジノがダメという理屈は理解し難い。 ヨーロッパの先例を見るまでもなく
人口減少の進む社会では、交流人口の拡大によって地域活性化を図るのは当然だ。
アジア諸国を始め、国家間、地域間の競争が既に始まっている。
政府や経済界では来年2月から、月末の金曜日の就業を3時に終えるプレミアム・
フライディを呼びかけるという。 週末の新たな需要を創出する目的というが、
評価の分かれるハッピー・マンディの二の舞にならなければ良いが。
何れにしてもまちを元気にする取り組みを歓迎し、良い効果を期待したい。
しずかなる 冬に入るとぞ水透きて うろこの型の河底の砂 (柊二)
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