会長ブログblog

2021.07.03

ケイマン諸島

♪ 笹の葉サラサラ のきばに揺れる お星さまキラキラ 金銀すなご ・・・

先月末頃から、市内の多くの沢沿いの水辺には、夕闇迫る頃から蛍の舞う姿が多く
見られる。一時はほとんど姿を消した蛍だが、下水道が普及し生活雑排水が処理
されるようになってから、幻想的な姿が復活した。市内では、須原の目黒邸周辺や
湯之谷の芋川沢、根小屋のクルミ沢などに多く発生が見られる。

東京オリンピックで魚沼市は、カリブ海に浮かぶケイマン諸島のホストタウンを
務める。キューバの南、ジャマイカの北西に位置し、人口57000人の小さな
島国で、陸上競技、競泳、体操とセーリングに出場する。本来なら今頃は選手団の
訪問を受け入れ、市民との交流や激励会など行なうのがホストタウンの役目だ。

しかし残念ながら、新型肺炎禍でリアルな交流が叶わないので、来週7月7日の
七夕の夜、キャンドルライトで両地を繋ぐイベントを行なう。この取り組みには、
同じくカリブ海のバミューダ諸島のホストタウン愛媛県伊方町と、プエルトリコの
ホストタウン奈良県川西町の3地域が合同で同時刻に参加する。

魚沼市の響きの森公園雪のコロシアムでは19時頃から点灯する。毎年雪洞まつり
を行っている「結いの灯り実行委員会」がキャンドル演出に協力する。この様子は
You Tube でも配信される。地球の反対側に位置するカリブ海の国々と交流が
出来るのも、オリンピックならではの事と感謝しイベントを盛り上げたい。

カリブ海の島々や沿岸部はマリン・リゾートとして有名だが、独特のリズムを刻む
音楽でも有名だ。マンボにルンバ、チャチャチャにカリプソ、ハバネラにスカなど。
グアンタナメラ、シボネイ、キサスキサスキサスにバナナボート・ソングなど名曲の
宝庫でもある。ジミー・クリフやボブ・マーリーといった人気歌手も輩出している。

今年の七夕は、織姫と彦星の逸話にかけて、願い事を五色の短冊にしたためるのでなく、
オリンピックの無事開催と疫病退散を願って行なう行事となる。カリブ海の人々に、
日本の伝統行事を通じて、思いが共有できる事だろう。明るい太陽の島々との交流が
夜のキャンドルライトというのも、趣が深く良い記念となるだろう。

♪ When you wish upon a star Make no difference who you are ・・・


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