会長ブログblog

2020.09.19

彼岸入り

今日から彼岸の4連休が始まり一気に稲刈りを進めたいが、天候が気になる。

ラッキー・マンディーは3連休にすることで、国内旅行需要を創出するため
政府が考えた休日の変更だ。敬老の日が月曜で、翌日が偶然秋分の日に当たり
4連休となった。老人を敬う日の翌日が先祖に感謝する彼岸中日という巡り
合わせだ。こうしたシルバー・ウイークは数年に一度の確率で現れる。

それにしても先週まで猛暑日が続き、暑いことがニュースになっていたので
まだまだ秋は先の事と思っていたが「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言った
もので、今週はすっかり涼しくなった。日暮れも早まり、季節は既に秋に
なったことを気付かせてくれる。

今週、大相撲9月場所が始まったが、残念なことに両横綱が初日から休場と
なった。大関を筆頭とする役力士たちも安定感を欠き、序盤から星の潰し合い
が続く。特に、期待された朝の山は初日から3連敗スタートだったが、まだ
まだ先は長い。最後まで土俵を引き締めてもらいたい。

先場所から取り口に積極性が出てきたのが関脇正代だ。平幕の阿武咲が
元気だし、新入幕の翔猿と豊昇龍にも注目が集まる。今場所も優勝の行方は
最後まで縺れる展開だろう。白鵬、鶴竜の時代もそう長くは続かない。
次代を担う若手から奮起してもらい、世代交代を進めてほしい。

他のスポーツ界では、若手の台頭が著しい。ゴルフは随分前から石川遼や
宮里藍が高校生でツアー競技で優勝したし、現在の女子ゴルフ界は二十歳
世代が主流となっている。サッカーでも十代でリーガ・エスパニョーラで
活躍する久保建英は世界トップ・プレーヤーとして評価されている。

一方、政治の世界では今週発足した菅内閣の平均年齢は60歳を越えている。
70代で新入閣を果たした人もいる。しかし、早速取り組んだ縦割り110番
とか、携帯電話料金の値下げとか、分かり易く永年問題視されてきた課題に
迅速に取り組む姿勢は世代を超えて期待できる。

曼殊沙華 茎立しろくなりにけり この花むらも 久しかりにし (白秋)


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