会長ブログblog

2015.05.23

BOURBON

今日は国道252号「六十里越雪割り街道」の再開通式が只見町で行われる。

前年の11月の降雪時に通行止となり、今週20日の正午に漸く再開通となった。
日光金精道路や志賀草津道路など、全国的にもこうした冬季閉鎖の道路は
少なくない。 せめてゴールデン・ウイーク前の開通を目指し、スノー・シェッド
などの防雪施設も順次整備されてきたが今冬の豪雪で開通が遅れた。

奥会津只見町と魚沼は峠を挟んで隣接しているから、古くから交流が盛んで
道路の他、JR只見線でも繋っている。 只見から会津若松に出るには相当時間を
要すので小出で通院や買い物などの需要を満たす。 今年は只見線も3月以降
県境の雪崩の危険から運休していたので、この時期完全に往来が阻まれた。

通行止めの期間、小出から入広瀬にかけて国道沿いの商業施設や食堂、
ガソリンスタンドからコンビニに至るまで売り上げは激減する。
周遊できないから観光客も減り、地域経済への影響は大きい。
雪は毎年降るものだから通年通行に向けて更なる対策が必要になる。

5月は会社や団体の総会シーズンで、毎日飲む機会が続く。
ビールやワインに始まり、締めくくりはスピリッツに変わってバーボン・ソーダを
注文することが多い。 バーボンといえばアメリカで最も歴史あるジム・ビームを
サントリーが買収したのは記憶に新しい。

ケンタッキー・ウイスキーとも呼ばれるバーボンはBOURBONという町の名前
から来ているが、フランスのブルボン王朝の英語読みだという。
独立戦争時、共に戦った事に敬意を表してケンタッキー州の町名にしたという。
ジョニー・B・ビームもI・W・ハーパーも人名だがメーカーズ・マークは違う。

かつての西部劇では放浪のガンマンが乾燥した荒野から宿場に入ると、安宿の
バー・カウンターでバーボンのボトルとショット・グラスで喉を潤すシーンが極まりで
その後必ず争いが起こる。 独特の香りと甘みはウイスキーとは違う個性で、
本来持ち合わせている風味がソーダ割りによく合う。

♪ こうして今夜も原宿ペニーレインで ・・・ ペニーレインでバーボン ・・・


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