2024.04.27
今日から大型連休が始まり当社も来月6日まで10連休となる。
前後半の間に3日間平日もあるが、雪国の建設業は端境期に当たり
仕事も本格的に始まらないので、連休が取りやすい。それにしても
10連休は長い。年末年始やお盆休みでも1週間程度だから今年は
特別だが、国民の祝日の意味や意義について考えさせられる。
週休2日制になって休日は確実に増えた。昭和の時代、土曜半休、
日曜休みが普通だったが、我が建設業界は日曜だけが休日だった。
それも夏場は忙しかったから、第1第3日曜は会社を挙げて休むが
ほかの日曜は現場は動いている方が多かった。
私が会社に入った時はそんな時代だったが、特に違和感はなかった。
今では休日も増え、ハッピーマンディー制により3連休も年に4回
ある。大型連休とはいっても、昭和の日は4月だし、5月の3連休
だから暦回りにもよるが以前に比べそんなに特別感はない。
最近では週休3日制の会社もあるという。半面、サービス業や
飲食店、販売店などは休日こそ稼ぎ時で忙しい。という事は休日が
多いと需要が生まれ、そうした産業に大きく寄与するという事にも
なる。経済活動の根幹は個人消費だから休日の果たす役割は大きい。
ワークライフバランスという考え方が定着し、平成31年4月から
「働き方改革関連法」が順次施行され、今年4月からは建設業でも
残業や休日出勤の総量規制が始まった。建設や運輸、医療など仕事
によっては残業や休日出勤が避けられないものもある。
建設業でいえば冬期間の除雪がそうだ。年によっても月によっても
変わる雪の量に対応する除雪体制を残業や休日出勤に頼らず維持
しなければならない。私たちはそれだけ社会的責任の重い仕事を
担っている。それが、仕事に対する誇りとなり遣り甲斐ともなる。
春は除雪の仕事から解放され、ゆっくり休める時期ともいえる。
カテゴリー:会長ブログ
タグ:
ご相談やご質問などございいましたら、電話かメールにてお気軽にお問い合わせください。