2025.01.11
♪ 今年最初の雪の華を 二人寄り添って 眺めているこの ・・・
長い年末年始の休みが明けたと思ったら、今週末も三連休だ。
国内観光需要を盛り上げようと考えられたハッピーマンディー
だが、さすがに成人の日の変更は年末年始休業明け早々での
タイミングと小正月行事から考えると再考の余地ありと思う。
15日が成人の日だった時は前夜祭から伝統的な鳥追い行事や
かまくらを造って楽しんだものだったが、今ではそうした遊び
も見なくなった。正月飾りや神社札などを炊き上げるどんど焼き
も土曜や日曜に変わったり地域によりバラバラな開催になった。
昭和の後半、道路除雪や消雪パイプの普及、屋根雪処理も地下水
や自然落下屋根などにより、雪との闘いは飛躍的に改善され雪を
克服した時代がやってきた。更には雪は邪魔なだけでなく貴重な
水資源として位置づけられ、発電や雪室などの利用が進んだ。
それ以前からウインタースポーツでスキー場が開発され多くの
お客様で雪国を経済面からも盛り上げた。古くから子供たちは
勿論、大人も雪遊びが大好きだ。こうして、克雪、利雪、遊雪
という言葉で雪に対するイメージは一変した。
ところが今の時代、雪は厄介で危険なものに逆戻りを始めた。
年末年始も今週もニュースのトップは大雪に対する注意喚起だ。
たしかに大雪の青森や普段あまり降らない所では警戒が必要かも
知れないが、我が魚沼では山間でも積雪はまだ2m程度だ。
ハッキリ言って、この程度の雪で混乱するような地域ではない。
数年前に発生した国道や高速道の大渋滞は12月や1月上旬の
出来事で、ノーマルタイヤでの大型車の装備不足が原因だ。
道路除雪を担う豪雪地の建設業者はこの程度の雪には負けない。
美しく楽しい雪国を、寒くて危険な地域に戻らせてはならない。
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