会長ブログblog

2024.02.17

ラーメン

今週は2月とは思えない暖かな日が続き、春が駆け足でやって来る。

各地で予定されている冬の行事にも影響が出はじめ、中止や縮小が
報道されている。スキー場もこのままでは早期に営業終了せざるを
得ない。除雪隊も仕事がなく開店休業状態が続く。やはり雪国では
それなりに雪が降らないと経済社会が成り立たない。

先ごろ、総務省の令和5年家計調査結果が公表された。昭和21
年から行われ2人以上世帯の収入支出総額や、消費支出の内容が
多項目にわたり細かく調査されている。しかし、話題になるのは
ラーメンや餃子の消費額ランキングだ。

県庁所在地や政令都市のランキングでラーメン支出1位が山形市で
新潟市は2位となった。一昨年1位になった経験から市長のコメント
で「残念」とか「来年こそ」とか言っているが、何が残念なのか、
1位にどれほどの意味があるのか私には良く分からない。

1位の山形市は1万7593円、新潟市は2位で1万5224円と
いうから、平均1杯800円とすれば、山形が22杯、新潟は19杯
という数になる。年間だから月に2杯で24杯と考えれば達成でき
そうな数字にも感じられるが、食の好みは人それぞれだから。

昭和30年代まではラーメンではなく、中華そば或いは支那そばと
呼ばれ小出では「さなし食堂」「茂美屋」「さかい食堂」「柳家」
などで出されていた。専門店の奔りは「珍々亭」が屋台で始め
その後柳原に店舗を構え、南本町に移転してからも行列で賑わった。

その頃から炒飯や餃子などを提供する中華食堂が始まり柳原には
水沢貸本屋の隣に「平八」が、その後「大膳」や「王龍」が出来
中華食堂が定着した。今やラーメン専門店の時代となり、国民食
といえるほどの人気でラーメン店は増え続けている。

硝子戸の 雪あかりして青き夜 なべては渦のごとく過ぎゆく
                         (柊二)


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