会長ブログblog

2022.11.19

ごちそうおにぎり

17日にはフランス・ボジョレー地方のワイン新酒が解禁販売された。

11月第三木曜午前0時解禁に決まっているから、日本が世界で最も
早く飲める国としてお祭り騒ぎの時代もあったが、最近は静かなものだ。
かつては高級レストランに行かないと、ワインは置いてなかったが、
今では、庶民的な居酒屋でも日本料理店でも常備している店が多い。

それだけワインが一般的になったという事だが、背景には税制改革や
円高効果もあった。かつて輸入品には高率な税金が掛けられ、特に
洋酒やタバコのような趣好品は高かった。だから外国旅行の土産は
免税扱いになる洋酒3本とタバコ2カートンは定番だった。

為替相場も固定制で、1ドル360円だったから関税も相まって
輸入酒は高価で簡単には庶民の口に入らなかった。現在円安が話題に
上るが輸出業種には追い風だ。輸入品は高くなるが、国産品を見直す
好機かもしれない。ワインもウイスキーも国産ブームだ。

国産といえば米の消費が低迷し続けているが、若者がご飯からパンや
パスタなどに変わったからだと思ったら、高齢者の米離れの方が顕著
だそうだ。米を主食とする食事はおかずやみそ汁も必要で、料理に
時間も手間も掛かるから、高齢者世帯に向かないという。

魚沼市観光協会では市内の飲食店に呼びかけ「ごちそうおにぎり」
という取り組みを行っている。ブランド米産地としてコメ消費を
喚起するための取り組みだ。おにぎりというと、塩やみそにぎりが
主流だが、天むすのようにご馳走を握ったり料理と一緒に出す。

魚沼産コシヒカリの特徴でもある、冷めても美味しい米を味わって
いただきたい。丼も良いが、かつ丼、牛丼、天丼などが定番で全国
何処にでも有る。海鮮丼も有るが、海鮮とご飯のバランスが難しく
食べにくい。魚沼ならおにぎりでシンプルに勝負する。

モス・ライスバーガーのアレンジ形をイメージいただければと思う。


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