2024.09.14

総裁選挙

♪　月の砂漠を　はるばると　旅のらくだが　ゆきました　・・・

昨日から越後堀之内十五夜祭が始まったが、正四尺玉花火で有名な
片貝祭りも今年から週末開催となり同時進行となった。来週１７日
は十五夜で中秋の名月を迎える。例年ならそろそろ涼しくなる頃だが、
今年の秋は暑い日が多く猛暑日や熱帯夜がいつまでも続く。

晴れる日が続き稲刈りも順調に進んでいる。まもなく新米が届く事
だろう。魚沼コシヒカリはブランド米として名高いが、農業所得を
向上させるため新潟県も花きや果樹などの園芸栽培を推奨している。
全国ブランドの魚沼はコメに特化し更なる品質向上を目指すべきだ。

適地適産という言葉があるが、魚沼で減反している現実は適地の
特性を否定しているようで受け入れ難い。魚沼コシヒカリは白米
食文化の有る中国や香港、東南アジアなどの富裕層に高値で輸出し、
日本の魚沼米を世界の魚沼米へと飛躍させる好機とすべきだ。

自民党総裁選が始まり過去例を見ない９人もの立候補者が揃う。
派閥解消による自由投票となり、党員・国会議員の選択が注目
される。実質的に総理大臣を選ぶのだから、ポピュリズムでない
しっかりとした政治理念を持つ人が選ばれることを願う。

立憲民主党の代表選も行われているが、代表経験者三人と一年生
議員の女性候補の戦いだ。真に政権奪還を目指すのなら人気と
実力を兼ね備えた新鮮味のある候補が望まれる。人材不足の感は
否めないし、経験者の再登板では流れを変えるのは厳しいだろう。

先週ボッサ・ノバの巨匠セルジオ・メンデスの訃報が届いた。
グループ名は１０年毎にブラジル’６６、’７７、’８８と変えて
私たちが中学生の頃からの活躍だった。ビートルズのカバー曲
フール・オン・ザ・ヒルやマシュ・ケ・ナダは忘れえぬ名曲だ。

あめつちに　わが悲しみと月光と　あまねき秋の　夜となりけり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（啄木）

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