2023.09.02
♪ いつもいつも思ってた サルビアの花を あなたの部屋 ・・・
お盆やお祭りで忙しかった8月が足早に過ぎ、気が付けばもう9月。
8月31日は地球に最接近し大きく見える満月で、スーパームーン
と呼ばれた。更に、一月に2度目の満月となりブルームーンとも
呼ばれるようになった。こうした呼び方は最近の流行りだ。
9月といってもまだまだ猛暑が続き、記録ずくめの気温が観測され
ている。今年の暑さの特徴は35℃を超える猛暑日が続く事もそう
だが、最低気温が25℃以下に下がらない熱帯夜が多い事も異例だ。
昼が暑くても、夜の冷え込みが農作物に良い効果を与えたのだが。
先週、福島第一原発の処理水を希釈して環境負荷のほとんどない
状態での海洋放出が始まった。これに中国が猛反発し、日本から
の食品の禁輸に踏み切った。中国も含め世界中の原子力施設から
同様の処理が行なわれているが、政治的意図での反発のようだ。
日本政府は毅然たる態度でこうした誹謗中傷に屈しない姿勢で
臨んでもらいたいが、放出時期を海水浴シーズンに配慮してお盆
明けからにしたというような説明では不安を煽るだけだ。中国の
反発は想定内だから、確りと国際社会に安全性を訴えればよい。
そして中国国内から、人気の高い日本食品の輸入解禁や日本への
旅行再開を望む声が発せられるような正しい情報を流す事だ。
中国政府にとって、民意が反映されない政策だと国民から反発
される事こそが、最も避けなければならない事態なのだから。
こうした状況を見ていると、脱原発を進めなければならない事は
論を待たない。今の電力供給は環境負荷とコストの高い火力発電
への依存が高過ぎる。既存の原発は脱原発に向けた設備投資の
ために安全性を確保しながら再稼働させるのが現実的だ。
腹に引く 朱のなめらかに太りたる ふるさとの鮎食ひつつかなし
(柊二)
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