会長ブログblog

2023.09.09

重陽の節供

♪ 薄紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽だまりに揺れている ・・・

9月1日は二百十日、11日は二百二十日で台風が襲来する頃として
恐れられている。今年は台風の当たり年なのか、日本列島を取り巻く
台風情報が毎週報じられる。今週は待望のまとまった雨となった。
朝晩過ごしやすくなり、少しずつ秋へと季節が動いてゆく。

台風13号は今日新潟県に最接近するようだが、勢力があまり強く
ない事と台風北東部の風雨が強い事とで、大きな影響は受けないと
思われる。台風が過ぎると、暑さがぶり返すという予報が出ているが、
そろそろ秋らしい気候に戻ってほしいものだ。

今日9月9日は五行説でいう最大の陽数が重なる重陽の節供だ。
菊の節供とも呼ばれるが、新暦だと少し早い感じだ。
7月7日の七夕も雨の時季にあたり少し早い。いわゆる旧暦の時代
から行ってきた行事の中には季節感が少し合わないものもある。

メジャーリーグの大谷翔平選手は右肘の靱帯損傷により今シーズン
ピッチャーとしての登板は絶望となった。二刀流での活躍が叶わ
なくなり、本人は元よりファンにとっても残念な故障だ。
ハードワーク過ぎたといわれるが、プロスポーツに怪我は付き物だ。

怪我といえば明日から始まる大相撲秋場所も、横綱照ノ富士が
先場所に続き休場。夏場所新入幕で最後まで優勝争いに加わった
伯桜鵬と若隆景が初日から怪我の為休場が決まった。横綱不在の
場所が続き残念だが、激しい格闘技に怪我はつき物だ。

大相撲は防具はおろか、まわし一丁で150kgを超える巨体を
土俵上でぶつけ合い、たたき合い、投げ飛ばすのだから怪我を
しない方が不思議なくらいだ。稽古を積み上げ、強靭で柔軟な体を
造らなければ一発で大怪我をするはずだ。正に超人集団といえる。

新大関の豊昇龍と2場所目の霧島が、場所を引っ張ってほしいが。


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