2023.04.01

エイプリル・フール

高田城址公園と鳥屋野潟のサクラの開花が観測史上最速で発表された。

この気候なら小出辺りでも来週くらいには開花するかもしれない。
随分と早い春の訪れだが、雪国にとって一番待ち遠しい季節だから
早いのは大歓迎だ。新年度が始まり、３年間苦しめられたコロナ禍も
落ち着き、今年は何か良いことが起こりそうな春を迎えている。

私達が子どもの頃、４月１日は「４月バカ」と呼ばれ、何かしら
他愛ない嘘をついて楽しんだものだったが、今の子どもたちも
そうしているのだろうか。学校でも社会でもそうした遊びを
楽しめる余裕は持ち続けたいものだ。

昨日は統一地方選挙の新潟県議会議員選挙が告示された。魚沼市
選挙区は定数１に対し現職１人の立候補で無投票当選が決まった。
魚沼市選挙区は過去３回も無投票だったので、今回で４回連続
無投票となり現職の皆川雄二さんが５回目の当選を果たした。

北魚沼選挙区が２人区だった時代、高橋虎夫さんと角屋久次さん
が７期８期と務められ、当時県会では最長老だった。高橋さんは
県政会所属で角栄先生の下で土木行政に強く、多くの実績を上げた。
角屋さんは雪害に関する活動の第一人者で、国会でも演説をした。

その後人口減少で一人区になってからは、１期～２期で交代し中々
席が温まらなかったが、若い皆川さんに変わってからは５期連続で
当選している。県政の要として新潟県の未来を拓くと共に、魚沼の
リーダーとして個性的で夢のある地域創りに取り組んでほしい。

新年度が４月から始まり、会社でも学校でもこれから１年が動き出す。
年度替わりが春で良かったと思う。これから気候も良くなり、若葉が
芽吹き、生きとし生けるもの全てが動き出す、そんな時期に新年度の
スタートを切れるのは、北半球に住む私たちに与えられた特権だ。

堅香子の　花咲く北の越の野を　おもひて雪の　消えん日を待つ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（柊二）

カテゴリー：会長ブログ

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