2024.11.30
♪ もずが枯れ木で 鳴いている おいらは藁を たたいてる ・・・
明日12月1日は堀之内の皇大神宮で「お神迎え」が行われる。
私たちの地域では月遅れ行事が多く、全国の神様が出雲大社に
集まるのは10月神無月だが、魚沼の神様は11月に行くので、
帰るのも月遅れで12月になる。
いわゆる旧暦から今の新暦に改暦された明治時代に、年中行事
を旧暦に近い日に行うにはひと月遅らせた方が都合が良かった。
例えばお盆は7月の行事だが、全国的に農作業が落ち着く8月の
方がお盆行事がやり易いので月遅れで行う地域が多い。
旧暦の誕生した地は中国の東北部で、1年の始まりは立春近くの
春節だから2月に入ることが多く、新暦の始まりの1月1日とは
約1カ月ずれる。そんなことからも、様々な行事が月遅れで開催
されるようになり、雪深い地域ではその方が都合が良かった。
佐渡ヶ島の金山が今年ようやくユネスコの世界遺産に登録された。
登録まで長くかかったのは、遺産としての価値よりも朝鮮半島
出身の労働者が強制的に働かされて、劣悪な労働環境もあり
多くの犠牲者が出たことで、韓国が反対していたのも原因だ。
しかし今年は韓国からも一定の理解が得られたから目出度く登録
となった。勿論様ざまな条件付きで、その一つが合同慰霊祭の
開催だった。にも拘らず、韓国側は急遽参加取りやめとなり
慰霊祭は日本側だけでの開催で本来の形にはならなかった。
こうなった原因の一つが、共同通信による生稲晃子外務政務官が
靖国神社参拝したとの誤報だ。何故この時期にこうした誤情報を
流したのか意図は計りかねる。靖国神社参拝の是非は両国間の歴史
認識の違いからくる難しい問題で、明らかに国益に反する行為だ。
共同通信社の報道姿勢は問われて当然だが、失った信頼は大きい。
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