株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

使い捨てカイロ

寒中お見舞い申し上げます。 大寒に入り、一年で一番寒い期間を迎えている。

かつての防寒対策は厚手の下着や重ね着だったから、真冬には4枚も5枚も重ね
動きが鈍くなるほど着膨れした。 今では保温性能の良い素材の開発で、軽く薄く
ても暖かいからありがたい。 それでも屋外での作業やスポーツの時には使い捨て
カイロを背中や腰に張り付ける。

使い捨て製品は商売からすると、とても優れた商品という事になる。
なにしろ使い捨てだから、使う都度新たな需要が生まれる仕組みが出来ている。
他におしぼりや手袋、最近流行らなくなったがインスタント・カメラにライター。
ボールペンやコンタクトレンズ、割箸に紙コップと皿などなど。

使い切るのに1回限りの物も有れば、何回か機能が有る限り使える物もある。
その点カイロは正真正銘一回限りの使い捨てだ。 かつて「白金カイロ」という
金属製の平べったいケースの中綿に、ベンジンを浸して少しずつ燃焼させる事で
長時間金属ケースが熱くなる仕組みのカイロが流行った。

使い捨てカイロは金属の化学反応を利用して発熱させるという画期的な発明だった。
もう少し前の時代、インスタント・ラーメンが発売された時もあっという間に広まった。
それ迄「中華そば」とか「支那そば」と呼ばれ、食堂でしか食べられなかった物が
家で簡単に食べられるようになり、名前も「ラーメン」に変わった。

更にはカップ・ヌードルの発明により、お湯さえあれば丼もいらない上、フォークで
麺を食べるという常識破りには本当に驚いたものだった。
しかしながら、そうした便利さと引き換えにモノに対する拘りを徐々に失って
大量消費社会へと突き進んで行った。

その後も留まる事なく新製品が市場に送り込まれては、盛衰を繰り返して来たが、
近年ではITと呼ばれる情報関連商品の一人勝ちの感がする。
携帯電話やインター・ネットのように利用料金が毎月発生する物も、ある意味
使い捨て商品と同じビジネス・スタイルともいえる。

あと10日ほどで立春を迎える。 春はまだ遠いが気持ちは軽くなる。

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