株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

地域のバランス・シート

ついこの間、年が明けたと思っていたのに、もう一月最後の土曜日を迎える。

終業の時間になってもまだ明るくて、日暮れが延びたのが実感されるようになった。
週の始め、雪国の天気が予報に反して荒れないと思っていたら、東京で積雪があり
僅かな雪でも交通事故や怪我人が続出しているとニュースが伝える。
車の運転技術や歩き方の問題ではなく、タイヤや靴底の構造の差なのだ。

東日本大震災の時も交通が麻痺し、多くの帰宅難民を出した。
わが国の首都は、天候や災害にとても弱い。 その首都直下型地震の発生確率が
4年以内で70%という発表が、東大地震研究所のチームから出された。
今まで30年以内という期間設定だったが、今回は4年という近未来に変わった。

地震のような不測の天災を除くと、東京はつくづく良い立地の首都だと思う。
本州のほぼ中心に位置し、気候も安定していて四国や九州の一部より温暖だ。
今の時季に関東へ行くと、国境のトンネルの向こう側は別世界だ。 
積雪2メートルを超える吹雪の魚沼から、トンネル一つで太陽が燦々と眩しく照る。

ならば我が魚沼はどうだろう? 豪雪や洪水、時に地震もあったが、多くの人命が
瞬時に失われるような事にはならなかった。 火山の噴火も無いし、台風もたまにしか
来ない。 雪国独自の文化が根付き、水資源が豊富だから農産物や食品はとても
優れたものが多いし人情も厚い。 よってバランス・シートがプラ・マイゼロになる。

災害の無い安心な地域を願い、魚沼は元気ですと2本の蝋燭に明かりを灯す。 
「プロジェクト結」のオープニング・イベントが今夜行なわれる。
今日から3月11日まで、市内各地で毎週行なわれる冬のイベントを結の明かりで
リレーする。 最終日の日曜は、あの大災害から一年を迎える。

明日は、昨年暮れに送った母の四十九日の法要を行なう。
親の服喪期間は一年間というが、明日が終わればとりあえずの極まりがつくように
思っている。 来週はもう2月に入り、一週間後には立春を迎える。
人々のいろいろな想いを置いたまま、季節だけが進んでゆく。

硝子戸の 雪あかりして青き夜 なべては渦の ごとく過ぎゆく  (柊二)

返信

*
*
* (公開されません)