株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

チコちゃんに叱られる

6月に入り、沖縄・九州や四国から順次梅雨入りが発表される時季となった。

1日月曜日の夜8時、全国160余の花火師さんが疫病退散を願う花火を
一斉に打ち上げた。私は市内で会議に出席していて、花火のような音は
聞こえていたが、お祭りでもないので、本物の打ち上げ花火とは思わな
かった。帰宅後のニュースを見て本物の花火だったことを知った。

日本煙火協会青年部の呼びかけで、ニューコロナの早期収束を願う花火だ
という。密を避けるため、6月上旬という発表だけで、日程や場所は事前
告知せずに行なわれた。「Cheer up! 花火プロジェクト」と銘打って、
江戸時代にも厄疫退散祈願で打ち上げられた歴史もあるという。

梅雨時期が花火製造のピークで、今年は全国の花火大会が悉く中止となり、
技術伝承の必要もあって今回の打ち上げとなった。医療関係者への感謝や
自粛疲れの国民への予期せぬプレゼントだった。それにしても、花火業界も
大変な状況なのに、全国でこれだけの事をやれるとは素晴らしい団体だ。

夜の会合が中止となって、家に居る時間が増えテレビを見る時間も増えた。
テレビも三蜜を避けるため、新たな番組の収録が出来ないせいか、再放送とか、
簡単な街頭ロケ番組、そしてクイズ番組などパターン化している。特にクイズ
番組は毎回東大をはじめとする秀才たちが、知識の豊富さを競うものが多い。

AI人工知能の時代に記憶力勝負はつまらない。クイズの難問なら5歳児の
「チコちゃん」の出題の方が面白い。分かっているようで、実は良く分かって
いない事が世の中にはある。答えに窮し、間違えると、これでもかと鼻息荒く、
真っ赤な顔して「ボーと生きてんじゃねーよ!」と、生き方まで否定される。

僅か5年しか人生経験のない幼児に、大の大人が思いっきり叱られる。MCを
務める、ナイナイの岡村隆史には当然溜口だ。どんなに優秀な東大生でも、
5歳時点で、チコちゃんほどの知識と教養を身に着けていた人はいないだろう。
出題の傾向も大人では考えつかない、単純すぎて答えられない所が面白い。

昨日より 色のかはれる紫陽花の 瓶をへだてて 二人語らず  (啄木)