株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

ロックダウン阻止

年度末を迎え、会社や役所、学校も異動の時期だが例年とは違う空気が流れる。

今週東京での新型コロナウイルス感染者が増加し、小池都知事は爆発的急増
(オーバーシュート)を防ぐ措置として、在宅勤務や東京都への往来の自粛を
要請した。首都圏の各県も週末の外出自粛を住民に求め、新潟県知事も県民に
向け東京への訪問を控えるよう呼びかけた。

これを受け、都内では映画館やデパート、遊園地などが軒並み営業休止と
なった。多くの企業も在宅勤務に切り替えた。ホテルや飲食店、繁華街は
閑散とし影響は大きいが、兎も角、今はウイルス封じ込めに徹する時間だ。
折しも桜が満開となり、気温も上がり、麗らかな春の日差しが皮肉に映る。

しかし、現状の日本は欧米を始め諸外国に比べればまだ良い方だ。
イタリアやスペインでは医療崩壊が起こり、多くの犠牲者が出ているし、
ニューヨークやカリフォルニア州、南アフリカやオーストラリアでも、
都市封鎖(ロックダウン)が起こっている。

最新の医療技術を持ってしても、新型ウイルスを討つ方法が見つからない。
この戦いは、人類に課された新たな試練といえる。何時の時代でも地球上の
どこかで戦争が続いている。大切な生命を自らの戦いで奪い合う愚かな人間を
目覚めさせるために、神様が与えた試練かも知れない。

かつて、東西冷戦時代には政治が不安定になると、一時的に軍部が国を治める
戒厳令が敷かれた事があった。お隣の韓国やタイでも’80年代に戒厳令が
敷かれ、夜間の行動が規制されたこともあったが、昼は普段通りの生活だったし、
私たち旅行者も特に不自由は感じなかった。

冬が終わり、春が巡り来る。季節の循環は変わることなく滔々と続く。
私たち人間も、地球上の様ざまな生き物と同じく、生かされている存在だ。
ネズミやウサギなども無秩序に増え過ぎれば、感染症が発生し数を調整する。
限りある地球環境の中で、より謙虚さが求められているような気がする。

心にも あらぬわかれの名残りかは 消えてもをしき 春の雪かな(藤原定家)