会長ブログblog

2020.02.29

閏日

今日は2月29日、平年なら3月に入るが今年は閏年だから一日多い。

私の年代では、2月29日生まれや、12月31日生まれの人はほとんど
聞かなかったが、1月1日生まれは何人かは知っている。自宅で出産して
いた時代、役場に届ける日付けは、1日~2日は調整が出来たからだろう。
今では病院で出産する人が多いが、3月1日で届け出するのだろうか?

雪の無い冬の景色は何とも殺風景で、例年なら待ちわびる春が、今年は
季節の変わり目が良く分からない内に進んで行く。考えてみれば、雪国
以外の地域では冬と春の境は、気温や咲く花などで判断するしかない。
雪解けという目に見える現象は、雪国特有のものだという事を再認識した。

安倍総理から新型コロナウイルス感染対策で、来週から小・中・高校の
休校要請が発表となった。このまま春休みまで休校してほしいという趣旨だ。
突然、夏休みに匹敵する1か月余りの長期休業となる。年度末を控え卒業や
入学、進級が絡むこの時期だけに、学校現場の混乱は避けられない。

これまでの政府防疫対策は無力で、感染者を増やし続けてきた。ここで、思い
切った対応策を講じないと、それこそ夏に控えたオリンピックにも影響が出
かねないという判断だろう。しかしながら、学校を休校にするだけで、感染
拡大を防ぐことにどれだけの効果が有るかは、未知数だ。

明日の折立百八灯祭や来週の浦佐裸押し合い祭も、中止や縮小が決まった。
他にも周辺地域で行われる行事予定が悉く中止となっている。情報化社会の
負の連鎖反応が起きている。このままでは、観光業を始めあらゆる業種に
悪影響が出かねない。世界同時株価大暴落も始まっている。

しかしながら、過去にもマラリア、コレラ、ペストにチフスなどの伝染病が
流行したし、スペイン風邪や香港風邪が猛威を振るった時代もあった。
だが、その都度克服してきた歴史がある。テレビでは、他に伝えることが
無いかのように、連日この話題に終始している。冷静な判断と行動が必要だ。

東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな (菅原道真)


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