株式会社三友組 新潟県魚沼市の総合建設業

万引き家族

今週は最高気温の差が10℃以上もある、季節変化を表わす気候だった。

晴れた日も多かったから当社周辺のコシヒカリは、ほゞ刈り入れられた。
新米を味わう時季になったが、熟成期の高温により1等米比率が極端に
少ないと報じられている。米粒の不均一や、白濁、黒米、死米など
変異米率が大きいと2等3等と評価が下がり、価格も下がる。

しかし、食味そのものはそれほど変わらないといわれている。要は見た目
の良し悪しという事だから、それほど気にすることもないが、値段が下がる
のは生産者に痛手だ。春から秋までかけて、苗代づくりから田植え、水管理、
草取り、肥料管理、そしてようやく収穫の秋を迎える。

特に雪国の場合、冬期間は農地として耕作ができないのだから、米の単作で
1年が終わる。全国1高い、魚沼コシヒカリでも1俵(60kg)当たり
2万円~3万円程度。1反当り収量が平地で10俵、山間地では7~8俵
というところだから、1年の報酬としてはあまりに少ない。

毎日食べるご飯1杯当たりの米価は、魚沼コシヒカリでも35円程度だ。
主食だから安いに越したことは無いが、生産者の立場からは安すぎないか?
米作りは我が国農業の基幹を成すものだから、後継者が育つ環境を整備して
行かなければならない。

昨夜から明日迄、小出郷文化会館で「万引き家族」の上映が始まった。
是枝裕和監督作品は、これまで「ワンダフルライフ」「DISTANCE」
「誰も知らない」「歩いても歩いても」「そして父になる」「海街diary」
「海よりもまだ深く」などを上映してきた。

昨年カンヌ映画祭でパルムドールを獲得した作品だ。我が国は中流階級が
多く、貧富の差が少ないと思われてきただけに、この映画の登場人物たちが
演じる疑似家族の生活ぶりは、観客の目にどう映ることだろう。
昨年惜しまれて逝った樹木希林も、彼女ならではの役どころを好演している。

来週はいよいよ10月に入る。2%の消費増税が景気に与える影響が心配だ。