2019.09.21
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、この所めっきり涼しくなった。
明日は上越新幹線浦佐駅に観光案内所「MYU」がリニューアルオープンする。
MINAMIUONUMA、YAMATO、UONUMAの頭文字で「ミュー」という愛称だ。
上越新幹線開業時には、改札を出たコンコース左奥のこの場所には
「奥只見郷観光開発協議会」の運営する観光案内所が設置されていた。
その後「道の駅ゆのたに」に観光インフォメーションセンターが出来て、
浦佐駅から移動した。当時の「奥只見郷観光開発協議会」は広域観光圏
の奔りで、湯之谷村が中心となり南北魚沼地域のみならず福島県只見町や
桧枝岐村も構成員に名を連ね、県を跨いでの先進的な観光圏だった。
浦佐駅は新幹線利用のお客様の玄関口にあたるのに、観光案内所が無く、
不便をお掛けしていた。一昨年、当時の大和町観光協会の高野会長に
お願いし、南魚沼市大和庁舎内にあった観光協会事務局を浦佐駅に
引っ越してもらえないかと打診したところ、快く賛同していただいた。
折しも浦佐駅耐震補強工事が予定されていたため、予定が1年以上延びたが、
いよいよ明日開業の運びとなった。経費負担も南魚沼市と魚沼市で折半し
両市の案内業務が始まる。新幹線通学の高校生や北里大学と国際大学の学生や
先生らが多く利用するため、休憩スペースも設けられた。
明日は新潟日報社主催の「未来のチカラ・魚沼」「米と酒 魚沼の陣」が
浦佐駅で開催される。美酒・美味雪国にありという事で、魚沼の魅力を
発信していただく。当初、10月1日オープン予定で進めてきたが、
折角だからこのイベントに合わせる形で、前倒し開業となった。
10月1日からは「新潟・庄内ディスティネーションキャンペーン」も
始まるので注目度も上がる。今後JR浦佐駅が乗降だけの通過地点でなく、
魚沼エリアの情報発信と様々なイベントに利用していただける、楽しく
賑わいのあるスペースとして生まれ変わることが期待される。
かつての駅のように、人と人とが触れ合う場になる仕掛けが必要となる。
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