会長ブログblog

2019.08.10

立秋

74回目の広島・長崎原爆の日が過ぎ、来週15日には終戦の日を迎える。

日本では終戦記念日だが、連合国側は戦勝記念日だ。何れの側であろうと、
二度と戦争を繰り返さない誓いの日でなければならないが、実際には今でも
戦闘状態の国や地域が無くならない。人類にとって最も危険な外敵はライオン
でも虎でも毒蛇でもない、最も危険な生き物は人間だと歴史が証明している。

今週も小出では35℃を超える猛暑日が続いた。熱中症で搬送される人も多く、
天気予報でも注意喚起が盛んだが、農作物への影響も心配な猛暑だ。
コシヒカリは出穂後、累積気温1000℃で刈り入れ時を迎えるが、高温が
続いたため9月上旬頃に早まる。刈り遅れは品質や食味に悪影響を齎す。

夏の雲といえば入道雲と呼ばれる積乱雲だが、気温の高い昼にモクモクと
発達し、上昇気流に乗り、高度を上げると上空の寒気に冷やされ一気に雷雨と
なって夕立が降る。大気中に含まれる、窒素やリンなど天然由来の栄養素を
地面に供給し、気温も下げ、昼夜の寒暖差で作物をおいしくする。

だから雷雨は農作物にとって豊作の印となる。神社の注連縄や相撲の横綱は
雷を象徴する形で、豊作祈願を込めたものとなっているのは広く知られている。
自然の営みは真にうまくできていると思う。私たちはこの自然環境の恩恵に
よって、収穫を得ているのだから、自然環境保全にもっと傾注すべきだ。

今週は久々におめでたいニュースが入った。一つはゴルフ全英女子オープンで
20歳の新鋭、渋野日向子が海外ツアー初挑戦で優勝を飾った。
しかも、メジャー大会では樋口久子が全米女子プロで勝って以来42年ぶりの
快挙だ。終始笑顔を絶やさず、攻めのゴルフに徹した。今後が楽しみな選手だ。

もう一つが、人気政治家の小泉進次郎と滝川クリステルの結婚報道だ。
昨年から交際し、めでたく懐妊してからの発表だった。不思議なのは、今日まで
「フォーカス」「フライデー」や最近では「週刊文春」などの目を潜り抜けて、
交際が続けられたことだ。スクープでなく、本人による発表会見も好感が持てた。

来週は夏休みの一大行事「お盆」がやってくる。家族が揃って先祖に感謝する。


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