会長ブログblog

2016.03.19

送別会

♪ 仰げば尊しわが師の恩 教えの庭にもはや幾年 思えばいととし ・・・

このところ暖かな日が続き、このまま一気に春という事になるのだろうか。
周りの里山には例年のような雪崩の跡が見えず、日に日に雪が融け
まだら模様の山肌が徐々に黒っぽい部分を拡げてゆく。
きょうから奥只見丸山スキー場の春シーズンもオープンする。

一昨日から春彼岸に入り、例年とは異なる小雪のなか春分の日を迎える。
春分・秋分は昼夜の時間が同じと言われるが、実際には昼時間が少し長い。
日の出は太陽の上辺が出た瞬間だし、日没は太陽が完全に沈んだ瞬間と
決められているから、太陽の直径分実際より昼が長くなるためだ。

年度末は学校でも会社でも団体や役所でも卒業や退職そして異動による
別れの時期だ。 毎年の事ではあるが、長い間一緒にやってきた人たちと
様ざまな理由により今月限りで別々の道を歩むことになるのは寂しい。
しかし新たな目標に向かって次のステップを踏み出す時でもある。

別れ行く人を送る儀式が卒業式や送別会だ。 卒業式は新たな旅立ち
の物語りであり、これまでの感謝の気持ちと、希望に満ちた未来への
門出を祝う行事だ。 送別会もこれでお別れというよりも、又お会い
しましょう、お元気でという意味合いが強い。

卒業式はあの時代以来縁が無いが、送別会は毎年恒例の行事だ。
送る人も送られる人もそれぞれの足跡を振り返りながら、楽しかったこと
苦しかったことが、つい昨日のことだったように甦る。
そして何れの時代にもその時々の歌があって、思い出と共に心に刻まれる。

だから卒業式でも送別会でも必ず歌はつきものだ。 その時に流行った歌や
唄った歌がいつまでも心に残り、その歌を聴くたびに思い出す。
カラオケの無かった時代にはそうした席では必ず誰からともなく歌が始まり、
手拍子を打ちながらみんなで合唱するのが慣わしだった。

♪ 遠き別れに耐えかねて この高殿にのぼるかな 悲しむなかれ ・・・


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