会長ブログblog

2019.07.20

夏土用入り

火曜日の夕方、時間雨量100ミリを超える集中豪雨が小出と守門で観測された。

朝から蒸し暑い曇り空が続き、少し強めの夕立が降り始めたと思っていたら
携帯電話のアラームが鳴り、土砂災害の危険レベル4による避難勧告が発令された。
窓外に視線を落とすと、いつの間にか会社前の国道が冠水しており、水しぶきを
上げながら往来する車が事態の急を告げていた。

湯之谷の大沢・葎沢地区と広神の旧薮神地区が避難対象となった。川までの距離も
高さも十分な地区だけに驚いたが、山際の沢から土砂が流れ出た様子だ。
暫くは強い雷雨が続いたが、夜半には避難勧告も解除となった。空を見上げると
丸くてきれいな小望月が何事もなかったかのように浮かんでいた。

地球は水の惑星と呼ばれ約70%を海洋が占める。その海から蒸発する水蒸気が
上空で冷やされ雲になり、雨となって再び海に帰る。この水循環が多くの動植物の
生命維持に必要不可欠だから、雨や雪はなくてはならない自然現象ともいえる。
しかし、その降り方は時に荒々しく、災害を発生させるに充分な威力を持っている。

地表から上空10000mを超えれば雲は切れ、いつも晴天の宇宙空間が広がる。
だから、気象現象は地球の表面上僅かな空間の出来事ともいえる。
動植物を始めあらゆる生命体は、地表に最も近い空間でしか生きてゆけない。
なぜならば、地球生態系が維持できるのは水と空気と太陽光のお陰だから。

明日は参議院議員選挙投票日だ。間接民主主義で議院内閣制を敷いている我が国
では、投票こそが最大の政治参加になるが、関心はそんなに高くない。
人口減少社会の課題や東京一極集中解消などの政策実現のため財源確保は必須だ。
年金やスキャンダルなど個人的利害を争点にするのではなく、公益を重視すべきだ。

今日明日は、豪雪地ならではの「魚沼夏の雪まつり」が、大湯温泉で開催される。
今夕は東京に移動し、友好区が主催する「足立の花火」の交流会に参加する。
来週は子供たちにとって一大イベントとなる夏休みも始まる。天気が気になる
催しが続き、一日も早く梅雨が明け本格的な夏の到来が待たれる。

夏めきて 湧く雲見ればこころぬち 湧きくるおもひ とめ難てぬかも (柊二)

 


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