会長ブログblog

2019.06.29

夏越の祓

♪ 雨に濡れながら佇む女がいる 傘の花が咲く土曜の昼下がり 約束した ・・・

明日で6月も終わり、気が付くと早くも半年が過ぎてゆく。年々時間経過の早さに
驚くばかりだ。明日の日曜夕方から天下の奇祭「しねり弁天・たたき地蔵」が
行われる。この時ばかりは無礼講で、手当たり次第に女性はしねられ(ひねられ)、
男性は叩かれる。子宝祈願のお祭りで、小出陣屋通りが賑やかになる。

今週は昭和歌謡を代表する作詞家の一人であった、千家和也の訃報が届いた。
平浩二唯一のヒット曲ともいえる「バス・ストップ」や奥村チヨの「終着駅」の他、
キャンディーズや山口百恵、殿様キングスやクールファイブなどにも多くの
ヒット曲を書いた。73歳だったというから、少し早いお別れだ。

昭和時代の名残を多く留めているのは、何と言っても歌謡曲だろう。
カラオケの普及もあり、今でも色褪せる事無く酒場では夜毎聴く事ができる。
善男善女たちが、美声を競って唄えば、当時の物語が蘇える。
貧しさが残る生活だったが、いつも明日への希望が消えない時代でもあった。

昭和の風物詩「古本屋」「下駄屋」「タバコ屋」「レコード屋」「パーマ屋」
「セトモノ屋」などは姿を消し、或いは形を変え、街並みから消えたが、
歌は何時迄も人々の心に残り続ける。だから、昭和歌謡の作詞・作曲家や
歌手たちは忘れ去られることがない。

2026年冬季オリンピック会場がコルティナ・ダンベッツォに決定した。
1956年大会以来2度目となる。今度はミラノとの共催という事だ。
前大会では、黒い稲妻といわれた、トニー・ザイラーがアルペン競技の
回転・大回転・滑降の3種目を制覇し初の三冠に輝いた伝説の大会だった。

トニー・ザイラーは甘いマスクと華麗なテクニックで人気を博し、その後は
映画の世界で活躍した。猪谷千春が日本人初の銀メダルを回転競技で取り、
話題となった大会でもある。今では、大リーグの大谷翔平やNBAの八村塁、
テニスの大坂なおみや錦織圭など多くのアスリートが活躍する時代となった。

♪ バスを待つ間に泪を拭くわ 知ってる誰かに見られたらあなたが傷つく ・・・


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