会長ブログblog

2016.01.09

成人の日

年末年始の休みが明け4日から会社が始まったと思ったら又3連休になる。

ハッピー・マンディーにより、それまで15日だった成人の日が第二月曜に
変わった。 日本では満20歳をもって成人としているが、諸外国では18歳が
多いし21歳としている国もある。 成人まで飲酒や喫煙、公営ギャンブルの
投票権などが制限されて来た。

その内今年から選挙権が18歳に引き下げられた。 自動車運転免許も
18歳からだが、飲酒や喫煙は健康上の理由で現行のままだ。
毎年成人式で暴れる人のニュースがテレビで流されるが、どこから見ても
まだまだやんちゃな子供だ。

尤も雪国では成人式は冬ではなく、春や夏に時期をずらして行っている
ので成人の日は実際には他所の行事のような感じだ。
かつて元服が1月15日の小正月に行われたことの名残りだというが
当時は旧暦だったから何れにせよ根拠は薄い。

子供の頃は14日の夜に雪でかまくらを造って中で餅を焼いたり、甘酒
を飲んだりして鳥追いを楽しんだから小正月は大切な日だった。
11年前の中越地震の翌年の冬、魚沼市内各地で集落や団体そして
個人でも雪像を造ってローソクを灯すイベントを10年間行った。

災害の無い地域を願い、お互い助け合って行こうという趣旨で「結の灯り」
と名打って毎週各地区で大掛かりな雪像や可愛らしい像を造って楽しんだ。
造られた作品は写真に収めてコンテストも行われたから、集落によっては
力の入れようが半端じゃなかった。

去年10年を期に今迄の災害からの復興という趣旨は一旦極まりにし、
今年からは新たに「結の灯り・魚沼雪洞まつり」として再スタートする事に
なった。 1月末から3月半ばまでの期間に毎週市内のどこかで伝統的な
祭の時や週末に、雪像を造って皆様から楽しんでもらい活性化する趣旨だ。

魚沼ならではの手づくりイベントで雪国の冬を彩る心温まる取り組みだ。


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