会長ブログblog

2019.06.08

新潟日報小出支局

明日の日曜日は東京湯之谷会総会が、お決まりの上野精養軒で開催される。

来週は東京小出会の総会が、再来週は東京堀之内会と毎週連続して開かれる。
私も観光協会の立場上毎週参加するが、市長や県会議員そして各郷人会長さん
も毎週顔を合わせる。今年を最後に小出会は解散することが決まっている。
高齢化により会員数の減少が進み、今後活動を継続することが難しくなった。

今年の守門会でも、小出会解散の報を受け、来年限りで解散という事になった。
何れの会も事情は同じで、今後は東京魚沼会として、旧町村単位から現行の
魚沼市に合わせた郷人会を再編成し、当面継続してゆくことになりそうだ。
残念だが、現実を見れば致し方ない。

残念といえば、新潟日報小出支局がこの春、魚沼総局(六日町)に統合され、
長い歴史を閉じた。今春の新潟日報社の組織改編により、津川や見附、小千谷
などの各支局も統廃合された。魚沼総局の記者数は今までと変わらず、小出
支局長も所在地が変わるだけで引き続き魚沼担当として残る。

地域が疲弊する中で、ローカル紙である新潟日報の支局閉鎖は痛い。
新聞発行部数は年々減少が続き、インターネットやSNSなどの情報発信手段の
台頭で新聞社も改革を迫られているのだ。魚沼総局に変わっても各地域発の
情報発信量が変わらないことを祈るばかりだ。

明日の夕方は小出に戻って「新潟日報小出支局」のお別れ会が行われる。
歴代支局長からお集まりいただき、付き合いのあった皆さんとの懇談会だ。
今では本社で活躍する代々支局長の方々と、思い出話に花が咲くだろう。
そして、私たち同様小出支局の廃止は残念でならないだろう。

市内東中通から黒崎に本社を移転したのが37年前、6年前には新本社ビル
であり複合情報商業施設でもある「メディア・シップ」を万代に建てた。
時代の変化を追うのなら、変わり続けなければならない。時代の変化を見て
伝えるのなら、足腰を据えた変わらない視点が求められるだろう。

五月雨の 晴れ間に出でて眺むれば 青田すずしく 風わたるなり (良寛)


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