2019.04.20
ようやく春らしい日和が続き、小出周辺のサクラも一斉に開花が始まった。
昨日は一転し雨模様の寒い一日だったが、これからしばらくは、好天に
恵まれる予報が出ている。サクラも満開に向け気温と時間が比例しながら
出来ればゆっくりと過ぎて行ってくれればと願う。平成があと10日で
終わろうとするこの4月は、特別な時間が流れてゆく。
「年年歳歳花相似 歳歳年年人不同」今春も、何人もの先輩や友人を
送る事となった。ある人は長い闘病の末、又ある人は旅先で急に。
何れも今の時代、まだまだ早逝といえる年齢だ。それぞれの人生の長さは
天与の時間というしかない。春の別れは悲しみが増幅する。
15日には、パリ中心部の4区シテ島にある「ノートルダム大聖堂」の
火災のニュースが入ってきた。カテドラルは石造りだから、尖塔部の焼け
落ちた姿を見て俄に信じられなかった。建物の工事中火災はそんなに珍しい
ことではないが、今回も屋根の修復工事中で作業上のミスが原因らしい。、
パリを代表する建築物の一つであり、左右岸を繋ぐ美しい橋が何本も架かる
セーヌの中州に立地しているから、観光名所としても有名だ。
翌16日には、修復費用への寄付が僅か一日で780億円も集まったという
から、人々の深い思い入れが感じられる。一日も早い復旧が望まれる。
このほど、地球から5500万光年の距離にある、おとめ座の「M87」
銀河にある巨大ブラック・ホールを画像で表すことに成功した.
地球上にある各地域の8台の電波望遠鏡を繋いだ国際協力プロジェクト
「イベント・ホライズン・テレスコープ」が発表した。
画像を見る限り、昔から図鑑などで紹介されてきた「ブラック・ホール」
そのもので、視覚化されたことで想像の世界から現実のものとして認識が
改められた。「M87」といえば、ウルトラマンの故郷「M78」に
似ているが、87が正しいそうで、矢張りウルトラマンの故郷だった。
地球上では歴史的建築物が、宇宙では壮大な物語が話題となる一週間だった。
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